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12月25日
コロナのせいでパンダさんが一足早く実家へ帰省してしまったので
今日はボッチのクリスマスww

いつもは手作りのケーキが1ホール丸ごとなんですが
今年は近所のスーパーで買って来た一切れだけ・・・
イチゴショートの一切れって、写真で撮ると大きいのね・・・★、泣けるわww

キリストさん何でやぁぁぁぁぁぁぁ?????wwwww


12月23日
ライカマウントのCanonレンズ☆
「50mm F1.4 II」☆を手に入れました☆
1956年製☆

現実的にバルナックライカで使える最大の口径だと思います☆w
(アクセサリーシューに付けるファインダーがあればもっと口径の大きいのも使えそうですが、ピントが合わせられないと思う★)
これの上の50mm F1.2になると、フィルター径が55mmになってしまい
構図用ファインダーを半分以上隠してしまうと思いますので・・・★www
このF1.4ですらフードを付けるとファインダーの半分が隠れます★w

この50mm F1.4でもフィルター径は48mmもあるので、構図を取る時にかなり邪魔ですwww
50mm F1.8だとフィルター径40mmになって、あまり邪魔にはなりません☆

50mm F1.4には初期型とII型があるのですが
性能が良いのはII型の方☆
距離数値の表示がメートルとフィートの2段ならII型☆
フィートだけの1段なら初期型です★w


正直、バルナックライカには巨大過ぎますwwww
でもいいじゃん☆、付けたかったんだよ☆☆☆


この通り、フィートとメートルの2段表示がII型☆


50mm F1.8と比べたら、このくらい大きい☆
しかし重さは右のF1.8の方が重い★w


8mmも大きいフィルター径ですからねぇ・・・☆


絞りはF1.8の様な常時円形絞りでは無く、F4~5.6はこういう形の絞りになります★
ちょっとコストダウンを考えた??

実写のテスト結果はどうかな~???☆ww


一応最短撮影距離で写したのだけど、そんなに酷くない☆
口径食のクセがF1.8とは逆向きだねw
外側のカーブが強い口径食になる、F1.8は内側の方が急に曲がり込む口径食


小さい点の光源には僅かにサジタルコマフレアっぽい変形が見える気がするw


酷いレンズだと、四隅の光源は全てコマフレアになってたりするもんなぁww


少し絞ると解像度も高い良いレンズです☆


逆光を入れても、そんなに酷くない☆


やっぱ少し絞るだけで解像度が高くなる☆


そして開放だとコレ!☆☆☆wwwww
これだよ!!、こういうレンズが欲しかったっ!!!www
ピントを合わせたところはピシッ!っと合ってるのに
ボケた背景は異次元の様☆☆☆
レンズによってボケ具合は大きく違って、このレンズの場合はそこそこ落ち付いてますが
もっと凄い暴れ具合のレンズもあります☆ww
背景ボケが渦を巻いたり、回転したり、ズームで引っ張った様な絵になるレンズとかwww
画面の四隅で点光源が大きなコマや彗星の様に変形するレンズとかwww

良いレンズは「見た物がそのまま写るレンズが良いレンズ」だと
ほとんどの人は思ってるでしょうけど
私の場合の良いレンズは「見た物以上の何かが写る」のが良い(面白い)レンズなので
普通とはちょっと違うと思います☆(面白いが優先されるww)

そこに存在しない、見た目以上の何かって何だよ???w
知らんがなw、自分の心に聞けww、自分で決めろww
そういうレンズに出会ってみないと分からんしww

オーディオでもそうですけど「原音そのまま」なんてのは、つまらない★
原音よりも良い音を求めないとオーディオじゃ無いし
(生楽器の原音は周波数の暴力の様な音を出しますけどねww)
原音が最高なら生音だけ聞いていれば良いし
写真なんか撮らないで、本物を見ていればいいんですw

レンズも「本物には無い何か」が写らないと、つまらないと思います☆


渋い☆
箕面の滝道には、まだ台風21号で倒れた大木があちこちに残ってます★


開放・最短距離でも、背後になんとなく何があるのかは分かるくらいのボケ具合☆
やはり最短撮影距離1mという制約が大きい★
もっと近づく事が出来ればいいのに・・・


もっと迫りたいんだけど、そういう時はニコンのカメラでマイクロレンズでも使えばいいかww
この開放ボケを上手く使いたいなぁ☆


箕面の紅葉は来週には完全に消えてるだろうなぁ・・・
また来年もちゃんと赤くなってくれたら嬉しいなぁ☆w
今年は例年の3倍は紅葉を楽しめた気がする☆

シャッター幕を回り込んで越えてくる光漏れは
シャッター幕の前にある遮光板のフィルムマスクの上下にある凹に貼ってあった
隙間テープの様な物を2.5mm厚のモルトで作り直したら、無くなりました☆
シャッター幕がフラフラするくらいユルユルだったのですが
モルトでシャッター幕を押さえ込んだら一気に安定しました☆
まぁ、普通に貼ると引っ掛かる気がしますので、微妙なひと手間は必要でしたがww

Canon IVsb改とライカ IIIfを比較した場合
シャッタースピードの数値の並び方が分かりやすいのはCanonの方ですね、整数倍に数値が並んでいます☆
ファインダーはライカの方が良いです☆、Canonはファインダーレンズが黄色く変色してしまいますが、ライカは透明のままです☆
ファインダーについては、ライカはプリズムを使ってるので圧倒的に優位だと思います☆
ピント合わせのファインダーには視度調整もありますしね☆(しかもこの機能は後継のMシリーズにはありません★)
持った感じの触感もCanonは角が微妙に気になりますが、ライカは滑らかです☆
メッキの質感はライカは艶消しの様なメッキで、Canonは艶があるメッキです☆
操作感はライカの方が全てにおいて軽く優しい感じがします☆
Canonはシャッター音が少し重い物が回転している音がします★w
ダイヤルやノブの操作感もライカの方が優しいです☆
Canonのノブは少し指に鋭い感じがします、そして巻き戻しノブを引き出す時に滑ります★w

総じてCanon IVsb改は良いカメラです☆
ライカ IIIfさえ手元に置かなければ、という条件が付きますがww
撮影時に露出計からの数値をそのままカメラに設定しやすいのはCanonの方ですが
ファインダーを見る事から先は全てライカの方に軍配が上がります☆


12月20日
ライカ IIIfにCanon 50mm F1.8初期型を付けて
テスト撮影☆


どうやらシャッター幕の上下から光が入って来るようです★
ただの布幕シャッターなので、少しのタルみが光線漏れの原因に・・・★
フィルムマスクの上下に隙間テープの様な物でシャッター幕をフィルム側に押し付けてるので
それを再生すれば・・・良くなる???


無限遠を調節しただけですが、近距離のピントも合っているようです☆


台風で裏山から大木が倒れて修験道の建物が壊れてしまったのが建て直されています☆
少し派手に塗り直されていますww
遠景・無限遠のピントも大丈夫の様です☆


近距離もオッケー☆、ボケが優しい感じ☆


やっぱコダックのGold 200は好きだわ☆
暖色系の発色がたまらんww


点光源のボケはこんな感じ☆
昔のオールドレンズによくある点光源のサジタルコマフレアは出ないみたいですね☆
口径食も可愛いもんです☆w


グランフロントのオブジェはいつも大きいなぁ☆
この写真だけCanon 35mm F2.8 II Lマウント☆
50mmじゃ入り切らなかったwww


ライカのボディにCanonのレンズは良い組み合わせだと思います☆


というか、安く手に入るのに
性能は良いというCanonのLマウントレンズを使わない手は無いよな☆www
ただ曇りやすいレンズの種類があるので、その辺を調べてから集めた方が良いかもw
初期型とII型だと性能が全く違ったり、絞りの形が違うとか多いので★


12月15日
一昨日、梅田の八百富(第3駅ビル)でJUNKな
「ライカ IIIf セルフタイマー付き レッドシンクロ」を手に入れていました☆w
製造は1956年☆、私よりもずっと年寄りです☆www


見た目は綺麗っぽくて良さそうですが
全てのシャッター速度でシャッター幕が引っ掛かったように止まって動かない状態★
ファインダーはカビカビで真っ白★、向こうがほぼ見えません★★★
セルフタイマーも動きが良くない★、スローシャッターのガバナーの動く音が聞こえない★
巻き取りスプールも無し★
うん、ジャンクですねwwww


本体ケースを分離★


お約束のグッタペルカの割れ★
もうバキバキです★


セルフタイマーも外しますが、ちゃんと気を付けていなかったので
取り付ける時に滅茶苦茶苦労しました★★★
タイマーをセットした状態で分解します☆
そうしないと本体への組み立てが出来ません★
解除スイッチをうっかり押してしまうと、どんどん回っていって
完全にゼンマイが緩み切って止まります★
組み立て位置がどこだったのか、見つけるのに一苦労です★


巻き上げダイヤルを取り外し☆
ダイヤルも分解して表示板を洗浄します☆


その他イロイロ外し☆


前板も分離☆
ここまでやってもまだ後幕の巻き取りスプールが見えません★
シャッター幕を交換するには、ここからさらに分解が必要です★

マウント部の下にあるスローガバナーを外してクリーニング☆
アルコールにオイルを足した液体に浸して数回動作させて密閉放置ですw


レリーズリングが強く締め込まれていたので
外すのに苦労しました★、前の持ち主が無理したのか、楕円に変形してました★w


アクセサリーシューを外しますが、この中にハンダコテを使って外さなければならない配線があります★
シンクロダイヤルの設定はディスクの凹とシンクロのスイッチの位置で決まりますが
サービスマニュアルで何となく分かった様な分からない様な??ww


アイピースは破損していたので廃棄★
レンズは左右を間違えない様に清掃して保管☆
レンズが入っていた枠には接着剤のカスが残ってるので、綺麗に清掃です☆
そうしないとレンズを入れるたびにカスが堕ちて来ます★


前側の丸いのも取り外し☆


トップカバー分離☆、視度調整レバーの連結部が錆びてます★w


ファインダーの全てのレンズとプリズムにカビが見えます★www


シャッター速度調整部分☆


スローのTの調整はこのネジを緩めてやります☆
ダイヤルをTと1の中間にして、この制御板をアームに当ててから固定すると良いと思います☆
言ってる意味が分からない人は分解しない方が良いと思いますww


ファインダー・プリズムを取り外して清掃☆
真ん中の四角いファインダーの横の穴の中にあるネジは、二重像の無限位置調整ネジです☆
しかし硬く固着していて、無限遠を調整したいのにネジが回りません★
その場合は上のロックされていない大きなネジ蓋を外して
その中のネジを少し緩めると動く様になります☆
組み立て後にレンズを付けて無限遠を調整します☆


ファインダーを清掃し終わったライカ IIIf☆
シャッター幕が大丈夫なので、少しテンションを緩めて、スローシャッターの1秒を微調整してから
先幕の速さを合わせます☆
1/1000秒でもムラが無い様に微調整出来ました☆
結局、シャッター全域での不具合の原因は、各部の軸のオイル切れでした★
アルコールにオイルを少量足したものを注油すると、動作が一気に改善しました☆

カメラに注すオイルは、オイルそのものをそのまま注すと抵抗になって逆効果になってしまう様です★
スローガバナーにオイルをそのまま注したら、動かなくなりました★wwwww


清掃した右の50mm画角ファインダーはこんな感じに見えます☆
本当はもっとスッキリしたファインダー像なんですが、コンデジではこれが精一杯★ww
カビで全然見えなかったファインダーがここまで綺麗になるとは思いませんでした☆☆


ピント合わせ用の左のファインダーも肉眼では二重像がハッキリ見えるんですが
コンデジだとこんなモンです★www


二重像の無限遠も調整して、たぶん修理完了したライカ IIIF☆


アイピースも新品に交換しました☆


右の巻き上げダイヤルの文字盤も清掃して綺麗になっています☆
ついに手に入れたカメラの王様ライカ☆
早く撮影したいですね~☆☆☆www

ちなみにライカ IIIfのシリアルの最後は825000なので
この個体は、ほぼ最終ロットに近いと言う事になりますね☆w
ドイツ製造IIIfの最後ロットの2つ前の機種みたいです☆
ドイツ最終ロットの製造後もカナダで僅かに少量製造されたみたいですが、非常にレアですwww


12月6日
「Canon IV Sb改」を手に入れました☆


さっそくファインダーを綺麗にするため分解してますが・・・w


この個体はシャッター幕が修理されているくせに
ファインダーの汚れはそのまま残ってるという不思議な修理歴を持ちます★
そのうえ、先幕ドラムの回転が僅かに足りないためにスローシャッターが動作せず
バルブ開放になったのちにレリーズボタンを離すとスローが動き出すという動作不良です★
あと目視確認ですが先幕のスピードが遅く、後幕にコマの端で追い付かれそうになってます★


レンズは35mm F2.8 IIも入手☆


以前はIV Sbを持っていたのですが、改では無かったので
シャッタースピード表示が倍数表示では無かったです★
改のコレは倍数表示☆


50mm F1.8 Iも新しく手に入れました☆


最近はLマウントレンズのお値段が安くなってる気がします☆
以前はもっと高かった気がする・・・


うめきた広場で試し撮り☆
シャッタースピードは1/250秒


1/500秒


1/1000秒
やはり後幕が先幕に追い付いちゃって右端が露光不足に★w


35mm F2.8の被写界深度を見たかったのですが、開放が出来なかったはずw
たぶん1/125秒 F8


1/250秒 F5.6


1/500秒 F4
1/1000秒は怪しかったので、上の緑のクマの時以外は使わなかった★w
とにかくこのレンズは寄れない★、35mmレンズで、この寄れなさは致命的★


F5.6


F4


F2.8
最短距離の開放でも、背景ボケはこの程度です★
35mmはやっぱり難しいな★


ここからは50mm F1.8レンズ☆
やっぱ使いやすいね☆


今回のフィルムはコダックのGold200なんだけど
暖色系の発色をしてくれて好きです☆


やっぱり50mm F1.8は良いレンズですよ☆
こんなのが1954年に作られていたなんて、おかしいよww


絞り羽根の枚数が多くて、光源ボケが必ず丸くなるのが嬉しい☆


レンズに光をダイレクトに入れちゃうと、こんなのになっちゃうけどねwww


このレンズが作られていた時代はまだカラーフィルムじゃ無かった時代のはず


ピントが来ればちゃんとシャープに写るし☆


確かに新しめのレンズに比べたら解像度とか辛いけどさw


撮影してると、そんなのはどうでも良くなって来るんですよww
こういう古いカメラとレンズはww
写真を撮れるだけで奇跡みたいなモンなんですからww

□ □ □

結局、スローシャッターの不具合はドラムのブレーキを調整して直して
シャッター幕の不具合は先幕のテンションを上げて調整しました☆
テンションの調整で先幕が微妙に開き切らず、フィルムのマスクに僅かに被さっていたのも無くなりました☆

そうだよw、ブレーキの効き過ぎが原因だったのをすっかり忘れてましたよww
以前にも一度、同じ修理したんだったww


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