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7月29日
サンプラーのAKAI S5000用に、USBインターフェイス・ボード「IB-S56USB」を手に入れました☆


パソコンとサンプラーを繋げる夢のUSBボード☆ww


そんなに大した物では無い様に見えますが、大した物なんですよ~☆ww


既に私のS5000はVoiceが128音に拡張されています☆


USBボードを取り付け☆w


こんな感じ☆、S5000本体のCPUはi836だしww
内部構成的にはほぼパソコンなんでしょうねぇww

大昔のパソコンみたいにCPUの上にi486DXとかのCPUアクセラレーターを履かせるとか想像しちゃいますww


起動画面でUSBのが消えました☆


繋いだPCからも認識されていますがドライバーを入れないと動きません★
OSはつい最近MS本家からダウンロードしたWindows 10 32bit版です☆ww
ThinkPad X201のHDDにクリーンインストールさせました☆ww


こんな表示が出ますが、かまわずインストール☆www


ドライバのインストールは完了☆


正常動作してるそうですww(ホントか???w)

あとはソフトのAk.sysをインストールして動作させます☆


認識して、S5000に繋がってるMOとCD-ROMの中身を表示しています☆


S6000風のコントロール画面まで出ます☆
正直、このソフトがあって、Voiceボードを拡張してやれば
S5000は、S6000よりも良い機械だと思うのですが・・・☆
(S6000は巨大すぎると思うのです・・・)

ちなみに、USBハブを使って他のサンプラーを複数繋げて最大32台まで操作する事も出来るそうです☆

USBからS5000のOSをVer.2.14にアップデートさせました☆


読み込んだサンプル音の表示☆w
USBでパソコンからS5000へサンプル音を読み込ませると、時間がとても掛かるそうです★

読み込んでる途中でPC画面のバーが止まって「応答なし」の表示にもなりますが★
S5000本体のプログラムのメイン画面表示でサンプル数やプログラム数が増えて
メモリー量やCPU量が減るので、読み込み自体は続いてるみたいです☆ww

S5000に繋げたCD-ROMドライブからの読み込みだと、ドライブの性能次第ですので
うちでは32倍速もの高速で読み込んでくれて、超速いです☆

S5000は、外付けのSCSIケースさえあれば、中身はATAPIドライブのなんちゃってSCSIでも使えるので
読み込みが高速なドライブが使用可能なので、かなり快適になります☆
ドライブによってはCD-Rに保存も可能なようです☆

動作的にはサクサク動いてくれるので、とっても良い感じでした☆ww
まさか最新のWindows 10で動作可能とは思いもよりませんでしたが・・・☆
長年の夢が叶いました☆☆☆


7月23日
今まで使って来たギターアンプはMarshall AVT20Xだったのですが
リサイクルショップにMarshall AVT50Xがあったので
20Xを放出して、50Xに買い換えました☆


「Marshall AVT50X」
☆☆☆
思った以上に大きくて、スクーターで運べませんでした★wwww
20Xの10インチスピーカーから、12インチのスピーカーに大型化☆
出力は20Wから50Wの大出力に☆
あとはFX Send・FX Returnとフットスイッチ端子が装備されています☆
発売当時の価格は8万4000円(税別)だったらしいです☆


天板に放熱口が開いています☆


スピーカー出力端子もあるので、外部スピーカーも繋げられます☆


この隙間の奥には空冷のファンがあります☆
この隙間から吸気して、上のスリットから放熱と言う感じでしょうか?

テスト動作させてみたら、リバーブが全く効きません★
キャビネットを叩いてもスプリングの揺れる音が出力されませんので
どこか故障しているみたいです★


これがリバーブのケーブル★
これを取り外さないと、基板が降ろせません★


アンプ部を下ろしました☆


下ろすときに気が付きましたが
リバーブのケーブルが断線してました★
しかし、これがリバーブ故障の原因では無かったです★ww

切れた部分を補修して繋ぎ直しておきます☆


アンプの内部はこんな感じ☆


ECC83(12AX7)真空管がプリアンプに入っています☆
パワーアンプはトランジスタです☆


背面基板はこんな感じ☆
あれ?、FX Send・FX Returnの配線がこんな青いバラ線で良いの??ww
シールド線とかじゃ無いんだw


冷却ファンは薄っぺらいですww
とにかくヒートシンクだけ冷やしておこうと言う考え方ですね☆
ただのアルミ板ですけどww


マーシャル純正の真空管☆
ゲッターがまだまだ厚いので大丈夫ですね☆w

こういう真空管はギターアンプメーカーが良い物を選別して
そこから外れた物が市場に出回るらしいので
メーカー純性品は良い物らしいです☆w


メイン基板や他の基板も全て補修してみましたが
リバーブが直りません★

基板上に2個ずつセットのLEDが2か所にありました☆☆☆ww
20Xには2個のLEDしかありませんでしたが、50Xは4個です☆
4個ともオーバードライブ用でしょうか?、基板上だと光っていても誰にも見えませんからねww

回路図的にはLED3とLED4がオーバードライブ用で
LED5とLED6はプリアンプ出力の直前にありますから、クリーンとオーバードライブ両方に常時一定の歪みを掛けているみたいですね☆

トランジスタの発熱によるハンダ割れや、最初からハンダが薄い場所等にクラックが入っていたので補修☆
特に基板から生えてる金属の棒はモゲやすいので、必ず厚めに再ハンダしておくべきですね☆
表側から何かで保持しておかないと簡単に外れますけどww


アンプ部の故障じゃ無いとしたら・・・


こっちの下の箱の内部の故障??


セレッションのスピーカー☆、12インチ☆☆☆
私はスピーカーの直径は大きければ大きいほど良い派です☆www


故障の原因があるとしたら、もうこのリバーブユニットだけです★


リバーブユニットの内部の、この部分★
端子間の抵抗の数値が無くて、表示されませんでした★
という事は、このコイルは断線してる??


とりあえず取り出して、さらに詳しく調べます★


見付けました★
コイルから出ている右側の髪の毛よりも細いエナメル線が腐食が原因で断線しています★
この極細のエナメル線を巻きなおすのは現実的では無いので
なんとかハンダ付けして直せないか考えてみます☆

多分製造時に洗浄が必要なフラックスを使ったのに、洗浄をしなかったのが原因でしょうかね??
もしくは電源を切ってもずっと緩く電圧が掛かる仕様だとか?
ケーブルのコネクタの断線の上に、コイルの断線が重なってるので
このリバーブユニットの製造工場は良く無いなぁとは思いますね★


銅テープを使ってハンダ付けしましたが、コイルの抵抗が表示されなかったので
反対側のエナメル線も腐食で切れてると判断★
一か所切れていたら、同じ条件の部分も切れているのが当たり前ですからねw

端子の手前部分でカットして、銅テープにハンダ付けすると抵抗値が表示されました☆☆☆
これで修理可能だと判明☆
LANケーブルを剥いた線を接続して端子に巻いて繋げます☆


コイルは抵抗値さえ表示されればオッケーなので☆
振動で動かないようにテープで固定しておきました☆
次切れたら巻き直しか、ユニット交換になります★


切れていたコイルの抵抗値☆


正常だったコイルの抵抗値☆


綺麗なリバーブ効果が戻りました☆☆☆
マーシャルのギターアンプはたいていリバーブが故障してますね★
AVT20Xも最初はリバーブが掛からなかった気がします★
コイルの巻き直しにならなくて良かったです☆www

AVT50Xの音質は20Xよりも、もっとずっと生々しくリアルで分厚い音がします☆
この傾向はヘッドフォンで聴いても同じ☆☆☆
オーバードライブもノイズが少なくなっていて良い感じです☆


7月16日
ナットの溝が深くて、開放弦でビビりが出る為
溝の深さを埋めて、上げ底します☆
2フレットを押さえると、1フレットに弦が密着してしまうので★
ナット溝の摩耗が原因と判断しました★


ビビりが出るのは4~6弦★
溝の中にUVレジンを入れて、底を浅くします☆
これでビビりは出なくなるはず☆


UVレジンはハードタイプのUV LEDライトで硬化する種類です☆


溝に流し込んだだけでは、レジンの表面張力でネック側の高さが低くなってしまうので
耐震マットをカットしたもので、ネック側を密着させてレジンを高くします☆


365nmのUV LEDライトで硬化させます☆
少し念入りに3分ほど硬化させました☆w


完成☆、思った通りの出来になって良かったです☆
これでもうビビらないぞ~☆ww
しかし、UVレジンという便利な物があったとは・・・☆

これで、このGrecoは大丈夫ですね☆ww


7月15日
Greco SE-600のサドルの弦高調整用イモネジが届いたので交換☆


10mmと8mmのセットにしましたが、10mmでもまだ長いな・・・★
これで六角レンチで簡単に弦高調整出来ます☆

サウンドハウスさんの通販でしたが、注文した次の日には届くという
とっても速いお届けで、いつも満足してます☆w


7月13日
梅雨でどこにも行けない気分転換に
近所のブックオフへ行ってみました☆

いつもの安物JUNKギターのコーナーに、1本だけ何だか雰囲気のおかしいギターが掛かっていました★

明らかに他のJUNKギターとは違いますw
それがコレ☆


「Greco SE-600N」!!☆☆☆
1978年9月製造のジャパンビンテージ!!☆
製造はフジゲン??
4年後の1982年に本物の本家からフェンダージャパンとして売りに出されちゃいますwww
Grecoがノリに乗ってる時代に製造されたギターです☆☆☆

いや・・・、ちょっ・・・、待てよっ!!
これがブックオフのJUNKギター置き場にあるのは、明らかにおかしいでしょっ!!?ww

いくらTONEポットの1つが壊れてるからって、このギターをJUNKって★★★
(本当は壊れて無くてただの接触不良)
確かに入手時は大きなステッカーが何枚も貼られていて・・・
(ステッカーの下には全く傷が無いという奇跡☆)
とてもじゃないけど素人が手を出せるギターでは無かったんだけどwww
試し弾きでの接触不良のノイズも物凄く激しかったんだけどっ!!★www

とりあえず入手してから考えるか~☆ww


ボディは表から裏まで1ピースで出来てるのが木目で分かりました☆
繋ぎ目がどこにも無いです☆w
(ありました★、ブリッジの左側にうっすらと繋ぎ目が見えました★)
材質はセンかオールダーの単板☆、私には判別不能なんですが、たぶんセンですww
明らかに安物の作りではありません☆

発売当時の価格は6万円☆
42年前の6万円ですから高級機種です☆☆☆


光の角度によって表情の変わる、こんな木目がずっと裏まで続いてます☆☆☆
クリア塗装の色も渋く濃く良い感じになっていますし☆

この部分に大きなステッカーが貼られていたんですが
その理由が・・・
「前貼ったステッカーを剝がしたら、剥がし跡が残ったので、それを隠すためにさらに大きなステッカーを貼った」みたい・・・です★www
大きな傷隠しのステッカーじゃ無くて良かった~☆ww


このギターはあまり弾かれていないみたいで
ボディには置くときの当たり傷はあるのですが、弾いた時に出来る傷があまり見当たりません☆


まだヘッド裏に大きなESPのステッカーが貼られていますwww
こういう大きなステッカーがいくつも貼られていました★
前の持ち主は本当はESPのギターが欲しかったんでしょうかね??w、たぶんそうでしょうww
少なくともESPのステッカーは3枚貼られていたはずですw(同じ形のステッカー跡が3カ所にあったw)

私がこのギターが欲しくなった一番の特徴は
ボディのバックカットとエルボーカットのコンター加工が50年代のストラト風に大きい事です☆
バックカットは広く深く、端が尖って見えるくらいに深くカットされています☆
表側のエルボーもセンターを超えて、広く深くカットされています☆
もう素敵素敵!!☆、ひと目で惚れました☆ww


ラージヘッド☆、同じ製造年の高級機種のSE-800とかだと小さいヘッドになってるw


ネックの接合部のマーク☆


ネックもメイプル単板で出来ています☆
どこにも繋ぎ目はありません☆


表面塗装もツヤツヤしてます☆
低い方のフレットは部分的に摩耗してますが、まぁ、そんなのはどうでもいいんですww


指板の貼り付けが無いメイプルだけのネック☆w
中のトラスロッドはユルユルで、全くテンションが掛かっていませんでした★
調整した事が1度も無かったみたいです☆
というか、このギターは分解・調整されるのが今日初めてみたいですねww
なんだよ~、製造が42年前の新品かよ~☆www

今回のメンテは「出来る限り元のままの部品を使う」というのをテーマにします☆
そうでないとビンテージギターの意味が無くなってしまうので☆
極力、部品の新品交換などは避けて、「使える部品は直して使う」と言う整備の仕方をします☆


ヘッド裏に機種名のシールが残ってました☆
クルーソンタイプの糸巻はGRECO DELUXEと刻印があります☆
他のSE-600の写真をネットで見ても、たいていロトマチックタイプのペグなんですけど・・・
ビンテージサウンドを目指すのなら、倍音の多いクルーソンタイプだそうですww

内部メカの滑りが若干悪かったので、木材に付いても大丈夫なドライファストルブを穴から噴いて使いました☆
良く見ると、このペグは「Kluson Delux Double Line」のコピーじゃないですか☆☆☆ww
本物は1964~1969年までの本家ストラトやテレキャスに使われたペグです☆


次は内部の電装系の修理☆
この個体は切り替えスイッチとポットが接触不良でした★
切り替えスイッチはフェンダーのスイッチとサイスが違うために
交換しようとするとピックガードの穴加工が必要になるため、部品交換は避けました☆
オリジナルを分解清掃して使います☆、分解可能な仕様なので、簡単です☆

ジャックプラグも内部が錆びていて、シールドケーブルを揺らすとノイズが出ていました★
内部を磨き込んでアルコールで洗浄後に、接点グリスで表面を保護します☆
表面の固定するナットも錆びていますが、錆びたまま残します☆
錆・くすみ・傷☆、こういうのもビンテージの味です☆、何でも新品交換するのは短慮と言う物です☆
あとで「あの部品は残しておけば良かったなぁ★」と思う物なんですw


切り替えスイッチの接点を清掃して、新しいグリスで保護します☆
42年前のスイッチにしては程度が良い状態です☆、清掃だけで十分再使用可能です☆


ピックアップ裏にはEXCELの文字が!☆
本来ならばSE-600に搭載されるピックアップはカタログ通りのPU-100のはずなんですが
この刻印があるという事は上位機種のSE-1000やSE-800に使われていた最上位のピックアップPU-119なのかも??
もしかするとボビンだけ流用とか・・・?、まさかな・・・ww

精神衛生上、最上位機種のピックアップを何故か搭載していると思い込んでおこう!!、そうだよ!、きっとそうだ!!www
出ているケーブルもシールドケーブルの太い物だし、音も太くて立ち上がりが速い印象だし・・・、謎っ!!??www

そして何よりも、ザグリ部分に導電塗料や銅箔などの細工をしなくても、物凄くノイズが少ないんですよ☆、このピックアップ☆☆☆

調べたところ、PU-100というピックアップは横の端からケーブルが出ているタイプらしい・・・
と言う事で、このピックアップはPU-119に決定です☆ww
(型遅れのPU-100とPU-119はピッチ幅が違うらしいけど、PU-100にはワイドピッチの新型もあるらしいから、ややこしい★、やっぱり謎ww)


ポットを分解して、内部の端子と抵抗面を清掃します☆
細かい汚れが出ているのと、劣化したグリスが接触不良の原因になってました★


抵抗面と端子の清掃だけじゃなくて、常時センター近くで接触している端子も2か所あって
他にも、これに接触する円形の金属板があるので、そちらも綺麗に清掃しておきます☆
清掃時に回転方向を間違えると一発で端子を壊すので、そこだけ注意が必要です★

ポットの軸が少しゴリゴリするので、軽くオイルを挿しておきました☆


白いプラ部分の円形端子に密着している先端とかも、クリーニング用の紙を入れて清掃します☆


接触不良が無くなった電装系☆


本来なら切り替えスイッチとポットは新品交換なんでしょうが
切り替えスイッチがこの時代のGrecoに合うサイズが手に入らないので
オリジナルをそのまま使うしかありませんでした★

楽器店で手に入る交換部品の切り替えスイッチだと、ネジ穴の間隔が広くなって
ピックガードを加工しないといけなくなるので・・・★
1970年代のGrecoの切り替えスイッチが独特の大きさだったので・・・w

もうね、せっかくのビンテージなんですから、交換部品は少なければ少ないほど良いのです☆!!w
というか、ビンテージ物の電装系は部品交換したら駄目でしょう!!ww
交換しちゃったら、それはもうビンテージじゃ無いニセモノですからね★
本当に音が出なくて完全に壊れていて、仕方なく交換なら残念ですが・・・、部品の分解もせずに交換は良くない★


裏側の穴☆、ハンコは・・・「青」ですか??


安い機種だと3本のピックアップを入れ込む穴が巨大な1つの穴だったりしますが
この機種は別室になっています☆☆


ザックリと大きく切り取られているバックカットのコンター加工☆
こんなに尖ってるギター初めて見ました☆ww
50年代のフェンダー ストラトキャスターのコピーらしく、表裏のコンター加工が大きくて深いです☆
このザックリ感に惚れました☆ww、とにかくカッコイイ!!☆w


ね?、尖ってるでしょう??ww
バトルアックスとしても使えそうなくらいに!www
こんなん反則やぁ・・・☆☆☆


ピックガードを取り付けて、次は・・・


最難関のトレモロ・ブリッジ★ww
全ての可動部のネジを抜いて、清掃・グリスアップして組み立てます☆
オクターブチューンのスプリングが全く錆びて無いというのが不思議☆www

この写真を見て分かる通り、この個体は調整を行った跡が全くありませんでした☆
普通ならばオクターブチューンをするためにサドルの位置を前後に移動させるので、こんなに一直線に並ぶはずが無いんです☆
弦高調整をすれば、イモネジが飛び出してくるはずなんです☆
それらの跡が全く無いこのギターは正直・・・
「とっても程度が良い、前の持ち主の手垢が付いていない、修理すればまだまだ使える素晴らしい素材!☆」と言えます☆
整備する側からすれば理想的な個体でしょうね☆w
下手に改造を繰り返されて、弄り壊されるのが一番可哀想なので・・・★

弦の高さを調整するイモネジは、六角レンチを挿しても空回りする物がいくつかありますし
穴の内部が錆びてるので、前の持ち主が回そうとしてナメてしまった可能性が高いです★
しかも完全に固着してビクともしません★wwwww


トレモロユニットですが、今回はフローティングさせずに固定で使います☆
フローティングさせたら、チョーキングするたびに音程がズレてしまうのはもう嫌だ★w

ストラトタイプのギターは6本の弦の張力と裏のスプリングが釣り合って
さらにナットとテンショナーの弦に対する滑りが最高の状態の時に初めて
トレモロユニットをアームで動かしても音程が戻って来るのですが
そんな最高の状態を維持するのは正直しんどい★www

このフローティングユニットは何故か本体に差し込むと見えない横側までもメッキされています☆


S.T.C.の日本製☆


サドルの弦高高さ調整用のイモネジが固着してしまっていて
取り外すのに苦労しました★★★
今回の作業で最も苦労した部分です★w

普通に回すだけだとビクともしませんでした★
しかし折れたりすると、そこでTHE ENDなので
トルクスレンチを叩き込んで、慎重に少しづつ時間を掛けて作業していきました☆

トルクスでも回らない固着のネジがあったので、仕方なくペンチで詰まんで強引に回して
抜き取ってからネジを整形しました☆


全ての動きを良くしました☆ww
イモネジは3Mのミリネジだと思うので、この部品だけは、そのうち代替品に交換するつもりです☆
他は錆びていてもそのまま使います☆


やっと新しい弦を張って、ギターらしくなりました☆☆


ラージヘッドのストラトタイプは派手で良いなぁ☆


これから音程を合わせて、ネックの曲がりを確認・修正して・・・
まだまだ作業は続きますが、ひとまずは完成☆
VOLUMEとTONEのノブを挿し間違えています★ww


ナットの溝が摩耗して深くなってるため、開放だとビビリが出るのが残念★
今は紙を入れて底上げしていますが、いずれUVレジンで底上げして、そのままオリジナルのナットのまま使うつもりです☆
だって、このナット、何故か牛骨らしい感じなんですよ☆
プラスチックでは無い材質です☆ww


弦高は最初からメッチャ低くする事が可能っ!!☆
12フレットで6弦側が2mm、1弦側が1mmほど・・・☆www
やろうと思えばもっと下げられそうです☆ww


3つのポットノブの順番を間違えてました★
正しく付け替えます☆ww


切り替えスイッチは3段式、3ポジションで各ピックアップに切り替えられます☆
ポットは左から「ボリューム」「ネック側ピックアップのトーンコントロール」「センターピックアップのトーンコントロール」☆
リヤピックアップのトーンコントロールは無しです★ww

メンテのおかげで接触不良のノイズも皆無になって
環境ノイズも弦に手を当ててアースさえしてれば気にならないという優秀さ☆

あとはオクターブ調整をしながら、ネックの曲がりの微調整をしていきます☆
出る音は太い低音のしっかりとした響きを感じる音でした☆


7月2日
世の中には自動巻きでありながら、クォーツの腕時計という物があるそうです☆


今回入手した「SEIKO KINETIC 5M62-0DC0」☆☆☆
KINETICシリーズは内部に自動巻きと同じローターを持っていて
腕に付けて振ると発電するシステムです☆
発電して起こした電気を充電式のボタン電池に充電して時計を駆動させる腕時計です☆


1993年5月製造でしょうか?
KINETICの最初の頃のモデルは、発電を充電して動く期間がたったの3日しかなかったそうです!★
このモデルはフル充電で半年以上持つそうですが・・・


中身はこんな感じ☆


充電式の電池はここにあります☆
ローターを取り外さないと電池交換出来ないのですが
このローターのマイナスネジは薄型のマイナスドライバーが必要です★
私は砥石で厚みを減らした精密ドライバーを使いました☆


ローターを外すと下に小さなギヤが出て来ます☆
これは乗ってるだけなので取り外します☆


あとは充電電池のカバーを外して電池交換するだけ☆


ネジを外して~☆


金属カバーを取ると絶縁カバーがあります☆


しまった★、あっという間に交換してしまって
間の写真が無い★wwwww


正常動作し始めたKINETIC 5M62☆
最初の数分間は2秒間隔での運針でしたが、すぐに1秒間隔で動き出します☆
残り容量のチェックも最初はあまり動きませんでしたが
しばらくすると30秒分動いて、容量満タン状態を指しました☆


ベルトも元々のオリジナルのベルトが付いていました☆


ガラスの直径が35mmあるので、少し大きめの腕時計になります☆
いつも通り保護フィルムを貼って傷を防止しました☆
KINETICの他の時計のデザインは好きでは無いですが、この時計のデザインは好きですね~☆

針の白い部分が良いアクセントになっていて、時間が読みやすいです☆
たぶん金色の針だけだったら読みにくかったでしょう★w

大きなゴールドのベゼルが目立ちますが、文字盤が角度によって表情を変える表面加工なので
角度によって派手になったり落ち着いて見えたりします☆

自動巻きでクォーツと言う、変わり種の腕時計ですが
初期のころに稼働時間がわざわざ3日と言う設定にしたところから
最初は自動巻きと同じ使い勝手での電動化を考えていたんでしょうかね?

3日で止まるのも最初から狙っていたのだろうと思いますし
駆動時間を延ばすのも最初からやろうと思えば出来たのだと思いますが・・・

やはりちょっと大型の為、この時計も少し重さを感じる腕時計です★
振るとカチャカチャ大きめの音が鳴るのも特徴です☆w

静かにしてる時に、内部ローターが動くと音と振動が出るので、ちょっとビビリますwww


7月1日
時計のタイムグラファー機能を持ったアプリを見付けたので
使ってみた☆


日差11秒の表示がありますが、この数字は良く変化するのでw
とりあえずこのアプリのおかげで適当では無く
ある程度の数値を使っての調整が行えました☆


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