綺麗に内部を清掃して、接点復活材を完全にアルコールで拭き取って
フェーダーの端子も綺麗に磨いて、曲がりを修正しておきました☆
しかし…
フレームの組み立てに上の写真は失敗してます★
これが正解☆
操作部のボタンが3個、反応が鈍かったので、内部スイッチを交換します☆
上が交換する汎用のタクト・スイッチ、下がメーカー純正スイッチです
メーカー純正のスイッチは5端子ですが、5つ目の端子は取り付け方向を決める為のモノです
メーカー純正のスイッチはもうメーカー在庫が無くなっていますので、普通のタクト・スイッチで代用します☆
値段も1個25円位で、純正の1個100円よりもずっと安いです☆
27個全部交換しても、700円位で購入可能です☆
タクト・スイッチは背の高さが何種類かあるので、その辺も注意です
端子を伸ばして使えば、ちゃんと使用可能ですが、付ける向きを間違えると
スイッチが入ったままになってしまうので、取り付け時はテスターでチェックして下さい☆
3個のスイッチを交換しました☆
ちゃんと使用可能です☆
この後、全てのスイッチを汎用のタクト・スイッチに交換しました☆
トップカバー組み付け時の注意
トップカバーを組み付けるときは、CDの蓋を開いて組み付けて下さい☆
蓋を開く事で、リーフスイッチによる3端子の破壊が防げます☆
蓋を開いて組み付けた後、蓋を閉じると、チャッキングアームが正確に蓋に組み付けられます☆
コレが一番安全な組み立て方法です☆
蓋の曲がりも修正して、CDの認識動作も完璧になりました☆
交換したスイッチも反応が良好です☆
動作も素早く、とても良い感じです☆
これで外装が綺麗ならば、文句は無かったのですが…★
タッチアップでなんとかなるかなぁ…???
2004/01/01
蓋を開いてCDを入れて、蓋を閉じても読み込みが始まらず
蓋を押さえると、CDの読み込みが始まる場合は、蓋を押さえるツメがヘタっているか
磨耗していると思います★
ツメが完全に割れている場合は、どうしようもないですけど
蓋がちゃんと閉じる事が出来る場合は、上の写真の
ツメを固定している金属板とトップカバーの間に、0.5mm位のワッシャーを挟めば
蓋を固定する位置が下がって、リーフスイッチがちゃんと3端子に接触する事が出来るようになります☆
ワッシャーの厚さ調整で修理可能と思いました☆
他にも「金属板を少し曲げる」とかでもいけると思います
操作パネルは一体型で、ボタンも全部接着されていました★
リピートボタン等、小さい4個のボタンは挿しこんであるだけでしたけど…
コレ全部交換したいけど、在庫有るんだろうか???
自分の機器に接続して、やっとSL-P1200Pとの音質の違いを確かめましたが
SL-P1200とは全く違う音質で、元気な音のするCDプレイヤーですね☆
SL-P1200Pはマッタリとした音質だったのですが
8倍オーバーサンプリング18ビットデジタルフィルターと、4D/Aコンバーターが効いているのか
SL-P1300は高音の伸びがSL-P1200Pよりも断然良くなっており☆
左右の音の広がり感もSL-P1300の方が良くなっています☆
低音の重心もSL-P1200Pの低音の重心よりも低い周波数にある感じです☆
ズンッ!と来る重低音ですが、小型のスピーカーでは
SL-P1200Pと比べて、ただの高音が綺麗になった程度にしか聞こえないと思います
中型以上のちゃんと低音が出るスピーカーでないと、このCDプレイヤーの良さは判らないと思います☆
SL-P1200Pのマッタリとした音質も捨てがたいですが
SL-P1200Pを聴いた直後に、SL-P1300に切り替えて聴くと
やはりSL-P1300の方が良い音質に聞こえますね☆
2004/01/12
他のCDプレイヤーとも聴き比べしてみましたが
さすがに発売当時20万円もしたCDプレイヤーです☆
10万円以下のSANSUI CD-α717D LTDの音では、個性という部分で完全に負けています★
SL-P1300の音質は他のCDプレイヤーとは全く違って
芯の有る音がちゃんとあり、その回りにとても広い音場を形成する感じで音が作られていると思います☆
スピーカーで鳴らすと、スピーカー以外の場所から音が鳴ってる気がします
スピーカーの外から音が聞こえる感じです
他のCDプレイヤーよりも、もっと多くの音が鳴ってる錯覚を起こしそうです
音の洪水とでもいいましょうか、一種独特の雰囲気がある音がします☆
低音と高音の出方も全然無理の無い感じで
今まで聴いたCDプレイヤーの音で、一番好みの音がするCDプレイヤーかもしれません☆
低音は弾ける感じで元気が良く、高音は十分に伸び切っている感じがして気持ちが良いですし
その回りに形成される広がった音場感も全体をゆったりと包んでくれています☆
PHILIPS LHH600Bの音もショックでしたが、このTechnics SL-P1300の音もショックでした☆
今まで何台もCDプレイヤーの音を聴いていますが、この2台は特別に記憶に残る音となりました☆
2004/01/17
何が音の違いに聞こえるんだろうかと
同じ2枚のCDと、他のCDプレイヤーを使って
アンプに繋げて、同時スタートして
アンプのセレクターを瞬時に切り替えて、音の違いを探ってみたのですが
どうやら、SL-P1300は逆相の成分が多く出ているような気がします
その為に広がり感が多いのでは???
と、思ってます☆
正確な事は機器で測定しないと判らないんでしょうけどね★
あと、少し出力される音量がSL-P1300の方が大きいと思います☆
2004/01/22
低域にもうちょっと力が欲しかったので
ラインケーブルを「オーディオテクニカ TITAN AT6A56」から
自作の「SONY LC-OFC CLASS1 HI-FI CONNECTING CORD」に交換☆
驚くほど低域に力がっ!!、こいつは正解です☆
ラインケーブルがネックだったか★
オーディオテクニカのケーブルもちゃんとしたケーブルだったんだけどな〜★
「SONY LC-OFC CLASS1 HI-FI CONNECTING CORD」は化け物みたいに太い芯線なので
他のケーブルとは一味違う音になります☆、お気に入りのケーブル☆
10年以上前のケーブルなので、もう手に入らないのが辛い所ですが…★
2004/02/05
リーフスイッチの接触不良をなんとかしてみましょう〜☆
コイツがリーフスイッチ、金メッキ(?)された部分が接触不良になっちゃいます★
そこで、アルミ箔(台所用アルミホイル)に両面テープを貼ったものを使って
導通を良くしてみます☆