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このスピーカー・リレーも、新品部品はもう手に入りませんので
接点を復活させて、再利用します☆


慎重にカバーを開きます☆
カバーを開く時が一番難しいです★
絶対割らないように、慎重に…(普通のリレーの調子で開こうとすると、たぶん割れます★)
開け方にコツがあるんですが、それが思い付かない様では
このアンプ、修理は不可能です★


全ての接点を、1000番の紙やすりで磨きます☆
10回ほどで十分でしょうか、磨きすぎると駄目です★
磨いたあとは、接点グリスを薄く塗った紙を挟んで、再び磨き上げます☆
磨いた接点は、ほんの僅かの油分が必要です
油分を付けないと、露出した銅が、数時間で接触不良になってしまいます★
アルコール等で磨くのも駄目です★(今までの経験上、数時間で接触不良になります)
露出して空気に触れる金属の表面には、どうしても僅かの油分が必要です


左chのリレーは清掃前は、1.6Ωの抵抗がありました★


音量が小さく聴こえていた右chのリレーの抵抗は、8.3Ωもありました★
スピーカーを直列でもう一つ繋いでいるようなもんです★


清掃後は、電源部も合わせて、3個のリレーの抵抗は
0.2Ωほどになりました☆
これで問題無くなりました☆


リレーを組み込んで、スピーカー端子のDC漏れを測ると、90.9mVも出てましたが
昨日のように、測定値が上下したりせず、安定しています☆
0mV近辺に調整して、スピーカー・リレーの修理はおしまいです☆

音量が低かった右chも、左chと同じ音量になりました☆
出力をスピーカー端子で測ってみても、左右同じ数値です☆
 (清掃前は、右chは左chの半分の数値しか無かったです★)

音もスッキリした良好な感じになりました☆
暖まると、かなり変化するので、後で何度か再調整が必要でしょうね☆


スピーカー端子に繋がっているケーブルの端子が裸のままで
そのままだと危険でしたので、熱収縮チューブで絶縁しておきました☆
裸のままだと、万が一、ナットが緩んだ時に動いてしまって
マイナス側と短絡してしまいます★、致命的な損傷になるので、絶縁は必死です☆
なんで前の改造主はコレをしなかったんだろうか???

2006/01/14


黒くなっているトランジスタの足ですが★

こいつをなんとか出来ないものかと考えまして
「ジュエリークリーナー」とかいう、銀製品を数秒で新品同様にしてくれる液体があるそうなんで
それを使うかと思っていたのですが…

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