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最後に残ったのは、スピーカー端子のDCドリフト電圧の調整ですが
それ用のドライバーを準備します☆
小型のドライバーに熱収縮チューブを付けて、ショートを防いだものを使います☆


こんな感じで、底板を外さなくても、DCドリフト調整出来るようになります☆
実際には、逆さまにしたり、横向けにしたりすると、かなり激しくDCが変化しますので
「M-22」の下の四隅に本を積んで、その上に「M-22」を置き(崩れないように注意!)
「M-22」を普通に使う状態にして、電源ONで30分ほど暖めてから
身体を「M-22」の下に潜り込ませて、「M-22」を動かさないようにして調整した方が、正確に調整出来ます☆

横向けたり、逆さまにしたりすると、すぐに20mVとか50mVとかズレちゃうんですよね〜★
しかも左右別々に…★(普通、合いませんって!)
かなり熱に敏感な様子です★、放熱効率が少し変わっただけですぐに変化します★

ちゃんと横置き状態で調整すると
±10mV以下に押さえ込めます☆(日によって多少上下しますけど)


修理・修復完了した「M-22」☆
この先もきっと良い音を聴かせてくれるでしょう☆

まぁ、故障したら故障したで、また楽しめますけどね☆

2006/01/26


透明感がある音質は良いのですが
自分的には、少し低音が薄いので、コンデンサ交換です☆

今までは、「MUSE-FG」を使ってました☆
これを「MUSE-KZ」に交換します☆
しかし、「MUSE-KZ」のリード線は、「MUSE-FG」のリード線よりも
0.2mm太く、1mmありますので、そのままでは基板の穴に差し込めません★


そこで、コンデンサを抜いて、0.8mmの穴を1mmへと
リューターとドリルで丁寧に拡大します☆
必ず垂直にドリルを立てます☆


右のが、交換する「MUSE-KZ」☆
高価で黒くてデカイ奴です☆


交換完了☆
全部で片側6個、合計12個を「MUSE-KZ」へ交換しました☆


黒くて大きなコンデンサになりました☆
なんとかギリギリで入りました☆

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