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ウーハーを取り外して、中を覗くと、アッテネーターの裏側はこうなってます
小さなナットが2個見えます、基板の奥には板スプリングとボールがあります
切り替え時のクリックは、板スプリングがボールを押し付けていて、それでクリックになってます
この部品の分解で一番難しいのは、ナットを外す為にボルトを押さえなければいけない事ですが
この狭い場所では、ドライバーはどんな小型でも使用不可能ですし
ボルトの一部を摘まもうにも、ボルトにはパイプが被さっているので、どこも保持できません★
この状態では、一旦緩めると、閉め直す事すら出来なくなってしまうのです★
出来る事なら、端子が乗った基板を取り出して清掃したいところですが…


そこで、あらかじめ作っておいたゴム板が役に立ちます☆
このようにボルトとバッフル板の間に差し込んで、ボルトの頭を保持します☆
かなりキツめに押し込んでおくのですが
ゴム板に両面テープを先に5mmほど貼ったのが役に立って
ゴム板の真ん中からボルトの先にあてがって、そのまま引っ張ると
丁度良い感じにボルトの先を固定できます☆
世の中の全ての家庭にDS-505があったならば、アイデア商品で一儲け出来そうな道具です☆(ヲイヲイ)


慎重に、緩んだナットとスプリングワッシャーと樹脂ワッシャーを外すと
 (細かい部品なので無くさないように注意!!)
アッテネーターの基板が取り出せます☆
接触部には少し焼き付いたような跡がありました★


基板を取った残りはこうなってます☆
スプリングのテンションがどこに掛かってるのか判らなかったので
このゴム板で分解する事にしたのですが、この方法なら
テンションがどこに掛かっていようと、この部分はバラバラにならずに済みます☆
もしかすると、無くても分解しないのかもしれませんが、組み立ての時に困るのでこのままです☆


端子の清掃は、コピー用紙を細く切ったものを端子の隙間に挿し込んでから
クリーニング液を紙に染み込ませて、端子の方をクルクル回して磨きます☆
紙にはこのくらいの汚れが付きました★


挟み込む方の端子も同じ方法で清掃します☆
その後、接点グリスを薄く塗って、酸化を防止しつつ馴染みを良くしておきます☆

清掃後は、端子の方向を間違えないように組み付けて
慎重にワッシャー・ナットを戻して、少し押し付けるようにして
ソケットでナットを締めると、上手く締め付けが完了します☆

これを4回繰り返すわけですが、設置したままでも出来るんですが
体力が余ってる場合は、設置場所から出して、横倒しにするか
逆さまにして作業した方がいいかも…
私は設置したまま作業したので、寝転んだ状態でウーハーの穴に頭を突っ込んで
作業してました★、ちょっと無理な態勢だったかも…?★


念の為、コネクタはカシメを少し強くしてからウーハーを戻しておきます☆
ユニットを取り付ける時は、必ず対角線でボルトを付けていって
3段階くらいに分けてトルクを掛けて締め込んでいきます☆

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