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するとトレイの下からゴムベルトとプーリーが見えて来ます
指で触るとこんなにユルユルです★、これじゃぁトレイは出てきません★
伸ばしても伸びたまま縮みません★、弾力性が全く無くなっています


裏側のプーリーに付いていたベルト=左
トレイの下にあったベルト=右
大きさが完全に違いますし、どう見ても裏側のベルトは何か他の機械からの流用品ではないかと思います
明らかに直径が小さすぎるし、太すぎます★

こんなに大きさが違ってはプーリーが割れたり、モーターが焼けてしまったり、重大な故障になるところでした★
前の持ち主が裏側のベルトだけ適当なベルトに交換してしまったんでしょうね★
トレイの下にあったベルトがオリジナルだと思います
おそらく裏側のベルトは脱落してしまったのでは??
 (同じデッキをお持ちの方のベルトも、太かったみたいです★、元から太いのか??
  経年変化で太くなった?、いやそんなバカな…、とにかくこの太さではかなりの抵抗になります★)


と、言う事で、ベルトを秋葉原まで行って手に入れなければいけませんので
しばらくこのままにしておきます☆


秋葉原の千石電商で買ってきたゴムベルト☆、1本100円☆
左からφ40mm・太さ1.2mm、φ45mm・太さ1.6mm、伸び切ったベルト★


取りあえず、φ45mm・太さ1.6mmを入れてみると、これがピッタリ!!☆


裏側にも同じベルトを取り付けます☆

この時点で気が付きましたが、このCDプレイヤーには普通のCDプレイヤーで良く使われる
フレキケーブルが1本もありません!☆
全ての部分にリード線・シールド線が使われています、ここまで気を使ってやっていたのか!サンスイ!!☆
しかもピックアップのリード線が直接シャーシに触れないように、ケーブルタイで上手く細工してある…なんて気のせい??


こちらもピッタリです☆


このゴムベルト2本の交換だけで、完全復活しました☆
ピックアップも問題無い様子です☆、これは儲けました☆
CD-RもOKです☆、今の御時世、CD-Rも掛からないCDプレイヤーなんぞただの箱ですからネ☆

ちなみに音楽をCD-Rに焼く時は650MBの物を使うとエラーが少なくなります
700MBのCD-Rだと一気にエラーが増えますので…★

トレイも小気味良く動きます☆、勢い余って、たまに開いた直後閉じたりします☆(笑)
この故障はトレイの駆動リールのすぐ横にスイッチがあり、そのスイッチの接触不良が原因です
スイッチに接点グリスを薄く塗った幅5mmほどの紙を入れて清掃すると治ります☆
INとOUT両方スイッチがあるので忘れずに☆

しかし、この機械のトレイは薄いですねぇ☆
シングルCD対応ですね☆

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