スピーカーが壊れそうな酷いノイズが出ます★
RICHNESSとDIRECTスイッチを分解して清掃してみます☆
この2つを取り出して分解します☆
この様に引き出してハンダを取ります
スイッチを分解するとこうなります☆
ちなみに分解するのも組み立てるのも激烈に難しいです★
手先が非常に器用でない人はやらない方が良いです
指が女の子よりも細い私でも難しいので、普通の人には無理でしょう★
小さい端子が4つありますが、この端子は非常に壊れやすいです★
左端のベースにある端子が焼き付いていました★
焼き付きは接点復活剤では一旦は復活してもすぐに再発するので
分解して紙やすりで焼き付きを取るのが一番です☆(壊すのを覚悟で分解します)
しかし、一般の方は接点復活剤でごまかすのが一番ですが、噴き込む部分すら無いんですよねぇこれが…★
組み立てる時は細かい端子をベースの端子に正確に組み付けたまま、スプリングを縮めたロッドを入れて
カバーを組むのですが、カバーのロッドの位置も決めなければいけないので
手が3本欲しくなるくらい非常に難しいです★
お金と時間に余裕があるときは新品交換が良いでしょう☆(部品在庫がメーカーにあるのなら…)
DIRECTスイッチになると端子が6つになるので、もっと難しくなります★
組立後、導通と抵抗をチェックして、問題が無いのを確認して組み付けます☆(ここが肝心!)
清掃後はスイッチを入れてもノイズは出なくなりました☆
このスイッチのメンテをあと数カ所やる必要がありますが、今日はここまで☆
2002/11/25
良く使うスイッチ部分を清掃メンテする為、フロントパネル裏を開きます☆
こんなんになってしまいました★、修復不可能です★
このアンプは終わりました★、さらばA-2000★
嘘です☆
入力切り替えスイッチだけは、全部まとめて取り外さなくてはいけません
これ全部一体になってます★
このスイッチだけロック機構が無いタイプで、スイッチだけだとロックが掛からず
下のバーでロックが掛かり、他のスイッチを入れることでロックが外れる仕組みになっています
スプリングをくれぐれも無くさない様に注意です★
ロックがない分組立は簡単ですが、端子の壊れ易さは変わらないので
十分注意して分解・清掃・組立を行います☆
メンテが終わって組立完了した入力スイッチ☆
ここまでくるともう組立にも慣れて来ました☆
スピーカー入力切り替え2つとセパレーターのスイッチもメンテします☆
端子の数が2つなので、他のと比べて分解組立は簡単です☆(でも難しい★)
スイッチ関係のメンテが終了したA-2000☆
これらのメンテでスイッチ関係からノイズは綺麗さっぱり無くなりました☆
操作関係でのノイズ・ガリは全く無くなり、非常に良い感じです☆
あとは割れがある背面のサービスコンセントの交換とボリュームノブを磨くだけです☆
2002/11/26
テストなどのエージングで、50時間は電源が入っており
各種スイッチ関係も、問題は無くなったので、メインシステムに組み込んでみました☆
DS-66Zから出てきた音は…
電源入れた直後は、かなり軽い音★
ちょっと拍子抜けです★
しかし、5曲ほど聞き終わる頃には低音がしっかりしてきます☆
ここからが本調子の様です☆(20分ほど掛かります)
低音から高音まで無理の無いスッキリした聴きやすい音色です☆
低音のうねり感もちゃんとあります☆、良かった☆
PMA-1090Gに比べると、キレの良い音に聞こえます、やっぱり僅かに軽い音かな?
(と思ったら、曲が軽い曲なだけだった★、最初からドンドコ鳴ります☆、PMA-1090Gよりももっと重い低音が☆)
2002/11/28
背面サービスコンセントが在庫切れでもう手に入らないと判りました★
残念!!★
2002/11/29
傷だらけのボリュームノブを磨いてみます☆
まず、傷が無くなるまで机の上で紙やすりでノブを削ります
表面の硬質アルマイト処理も削るので、真ん中部分が残りやすいですが
そこは手でゴシゴシやっちゃいます
この作業だけだと、かなりみすぼらしいノブになってしまいますが、我慢してやります★
次に適当なモノに紙やすりにブチルゴムを貼ったものを貼りつけます☆
この適当なモノは、あんまりグラグラせず、アンプのボリュームまで届く高さのあるモノでないといけません