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ボリュームは抵抗値の違うのが2セット並んだ特注品です☆
普通の可変抵抗の2倍の大きさがあります☆
ガリがあるので、出来れば新品交換したいです☆


気品と迫力に満ちた機体で、所有欲を満たしてくれます☆
音色も重厚な音色で、なかなかのモノです☆(まだ少ししか聴いてませんが…)

何度かボリュームノブを回してみるとガリが無くなって来ました☆
ヘッドフォンで聴くと大丈夫で、スピーカーで聴くと左chがなかなか出てきません★
ボリュームを上げると出てくるので、スピーカーリレーの接点を磨けば直ると思われます☆

修理完了まではまだまだ掛かりそうですが、致命的な故障は無い様なので
なんとか修理したいですね☆

2002/11/21


スピーカーリレーを磨く為に、背面を開きます☆
ひっくり返っている基板にスピーカーリレーが付いていますが
スピーカーリレーを見る為には、スピーカー端子を取り去らねばなりません★

基板の下のほうにコネクターで繋がっているケーブルが4本あるので
注意して抜いておいた方が、作業しやすくなります
このアンプは、この状態にするのは意外と簡単でした☆


スピーカーリレーは基板に付けたままで開く事が可能です☆
リレーのカバーは手で左右にコジれば簡単に開きます☆

アルコールを染み込ませた紙で磨きましたが、テスターで抵抗を測ってみると異常に抵抗が高い★
何度もアルコールでやってみましたが、良くならず、結局細めの紙やすりで磨きました☆
表面処理のコーティングが駄目になっていたようです★
端子の銅が見えてくるまで磨いて、やっと抵抗が無くなりました☆
接点グリスを薄く塗って終了です☆
B端子のリレーも同じ様に磨いておきます☆

この処置で音量最小からちゃんと綺麗に左右の音が出るようになりました☆

スピーカーリレーのメンテは中古アンプでは絶対にした方が良いですね
このメンテをしておかないと、スピーカー端子間で測るDCオフセットの数値がでたらめになってしまいます★
ホントにスゴイ数値が出ます★

入力端子に繋いだプラグを動かすと、音が途切れます★
入力端子のハンダにクラックがあるようなので探してみます☆

ありました☆、この写真の中にあります☆
ついでなので全ての入力端子のハンダを補修しておきます☆
これで入力端子を揺らしても、音が途切れる事は無くなりました☆

あとはプリ部のミューティングに使うクラックの入った2SC2878トランジスタの交換と
 (オーディオ懐古緑のBBSでWATA様に教えて頂きました☆、ありがとうございます☆)
割れているはずの見つからないトランジスタを探さなければいけません★
でもどこにも見つからないんだけどなぁ…どこにあるんだろう??

2002/11/22


クラックの入っていた2SC2878トランジスタを交換する為
秋葉原で「2SC2878」と書いた紙をお店の人に見せたらすぐに出てきたので6本購入☆
4本で十分だろうと思ったのですが、6本買いました(1個/50円)
他の部分に使われていても、4本で足りると思い、2本はストックのつもりでした
後に、6本買っておいて良かった事が判ります…

クラックのあったトランジスタの隣にもあったので、2本共新品に交換しました☆


クラックのあった2SC2878は取る時に足がポロッ★っと取れました★
まったく機能していなかったと思われます★


偶然、頭が半分無くなっているトランジスタを発見!!☆
場所はメインスイッチの下、スピーカー切り替えボタンの載っている基板です
壊れているトランジスタは…、なんと!「2SC2878」です!★


この様に完全に半分無くなっています★
もちろん壊れて機能していません★
今までプリ部やアンプ部を探していたのですが、まさかこんな所にあるとは!
しかも「2SC2878」です!!

ここまでくると、この「2SC2878」トランジスタを全て交換しなければ気が治まりません☆
スピーカーリレーの端子を磨いた時に、スピーカー端子の基板に「2SC2878」が載っている事を思い出しました!

ありました★、この反対側にも1個あります
これで買った2SC2878トランジスタ6個全部使い果たしました☆


交換した2SC2878のうち、テスターでチェックしたところ
壊れていた2個に加えて、壊れていないように見えた1個も壊れている事が判りました★
下の3個は壊れているトランジスタです★

しかし、トランジスタが壊れるという事は、他に何か原因があるんでしょうか??
それとも、この機体に使われていた「2SC2878」が壊れやすかっただけ??(比較的破損しやすいみたいです★)
とにかく、全部新品に交換したのでやっと安心出来ます☆

たぶんこれで「2SC2878」は全部のはず…
しかし、フロントパネルの一番下の音色調整やリッチネスやバランス調整やPHONO切り替えが載っている基板を見ていません★
もしかしたら…、まだそこにあるかも…うむむむ………★


とにかく、これで安心して音が出せるようになりました☆
やっとテスト用のスピーカーから、DS-66Zに繋ぎ買えて鳴らす事が出来ます☆
今まで、いつ飛んでも良い様にテスト用のスピーカーだったんです
アンプを弄る時はいつもそうしてます☆
このアンプ、全域A級動作らしく、そこそこの熱を出します☆

各種ボタンを押す時に、ノイズが少し出るので
次のメンテは切り替えボタンのスイッチ内部の清掃の予定です☆

2002/11/23


RICHNESSボタンをONにしたまま、DIRECTボタンを動かすと

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