私は部屋に転がっていた小さな木の箱を使いました☆
あとはボリュームの取りつけネジを緩めて、簡単にグルグル回るようにしてから
紙やすりの付いた箱を押しつけて、ボリュームを回すだけ☆
この様に同心円状のヘアラインが形成され、艶が蘇りました☆
傷だらけだったノブが綺麗になりました☆
中心部がどうしてもバブル仕上げになってしまいますが
紙やすりの端を尖らせて上手く合わせれば綺麗に出来るかもしれません☆
表面のアルマイト処理が無くなってしまうので、ちょっと傷に弱くなりますが
傷ついたらまた同じ事をやれば良いので、問題ありません☆
2002/12/04
とうとう、うちのA-2000も、電源投入時にプロテクトが外れなくなってしまいました★
基板のハンダクラックを探してみる予定です☆
(WATA様、お世話になります☆ペコリ)
2003/06/19
今の状態は、電源を入れてもプロテクトが外れるまで少し時間が掛かります★
早くて1分、遅くて10分…
基板のクラックを探そうとしたのですが、メイン基板を外すのは
時間が掛かって大変そうなので、後回しに…(コラコラ)
簡単なプリ基板を開いてみましたが
大きなハンダ部分に、少しクラックがありました★
基板上の左右を分けるシールド板ですが…
これだと、メインの基板の大きなハンダ部分はヤバイかもしれませんねぇ???
時間のある時にやる事にします☆
A-2000のメイン基板のDCバランスを調整したら
とりあえずは、プロテクトが外れるようになりました☆
背面端子の「MAIN IN」にショートピンを挿してから
「COUPLER」スイッチを「SEPARATE」にして、DCバランスを調整しました☆
こうすれば、プリ基板が悪くても問題無く調整できるはずです☆
「PRE OUT」の電圧を測ってみると
ボリューム∞だと、0ですが
ボリュームを開くに従って、右chの電圧が僅かですがあがります★
この辺の調整が、また必要になるかもしれません★
2003/06/29
プロテクトが外れなかった原因が判りました☆
何の事はありません、電源スイッチの接触不良でした★(実は無関係★)
フロントパネルのLEDが点灯しているので、スイッチは問題無いと思っていたのですが
何度か押しているうちに、押し方でプロテクトが外れる時と、外れない時があるのに気が付きました(気のせい★)
そこで、コンセントを抜いて、電源スイッチを100回押すという荒業を繰り出すと
必ず10秒以内にプロテクトが外れる様になりました☆(偶然です★)
こんな簡単な事に2ヶ月も悩むとは…★(しかし、まだ悩みは続く★)
そのうちに新品交換か、メンテをする予定です☆(早くしろ★)
2003/08/06
電源スイッチを押しても、プロテクトが外れない事がやっぱりあるので★
いよいよ、パワーアンプ基板のハンダクラックを探す事にしました☆
パワーアンプ基板左側
まずは外すのが簡単な左側のパワーアンプ基板から外します☆
ヒートシンクは13.5cmもある長いネジ4本で固定されていますが
非常に硬く締まっていますので、安物のドライバーでは簡単にネジ山を舐めてしまいます★
ちゃんとしたドライバーを使ってください、かなりの力が必要になります
油断すると簡単にネジ山が潰れてしまいますので★(1本潰しました★、ネジ穴が錆びてました★)
この通り、横方向にずらして、取り出し完了です☆
トランジスタと基板を固定しているネジを外すとこうなります☆(他の部品も3点ほどありますが…)
ヒートシンク・基板・アルミブロックに分かれます
トランジスタのすぐ下に付いているマイカ板も忘れずに!
アルミの太いブロックが、最初にトランジスタの熱を受けて、ヒートシンクに逃がす仕組みです☆
ヒートシンクもマイカ板もアルミブロックもトランジスタも、IPAで綺麗に清掃しておきます☆
(IPAというのは、まぁ、簡単に言うと、「ガソリンタンクの水抜き剤」です)
基板のハンダクラックを探すのですが、明るい場所で目を凝らして探してみると
出るわ出るわ☆、怪しいのまで含めると、軽く30箇所はありました★
怪しいのも全部新しいハンダを流しておきます☆
特にトランジスタの足は全部やっておいた方がイイですね☆
くれぐれも、ハンダの短絡が無い様にしてください、狭い場所がけっこうありますから★
新しい放熱グリスを塗ります☆
爪楊枝で出来るだけムラの無い様に広げます☆
トランジスタの下のマイカ板を、くれぐれも忘れない様に!、忘れるとショートします★
あとは分解の逆手順で取り付けるだけです☆
■トランジスタに放熱グリスを薄く塗って、マイカ板を空気を押し出す様に貼り付ける
■ヒートシンクに放熱グリスを塗ったアルミブロックを貼りつけて、少し動かして空気を押し出す
■アルミブロックのトランジスタが付く場所に放熱グリスを薄く塗る
■基板をヒートシンクに取り付ける、全てのネジを仮止めしておき、最後に全部のネジを締める
■ヒートシンク横のトランジスタ用の固定金具を固定する
アンプの横から入れる様にしてパワー部を入れればOK☆
基板に繋がるコードが2本ほどありますので、入れる時の取り回しに注意です
ヒートシンクを止める長いネジの先に薄くグリスを塗っておくと良いと思います☆(錆び付きと固着防止)
パワーアンプ基板右側
次は右側のパワーアンプ基板を取り外します
一見した所、プリアンプ基板を外さないと、取り外し不可能に見えるんですが
実は簡単に引き出せます☆(簡単か?)