CDライントランスに出来そうな
600Ω:600Ωのトランスが手に入ったので作ってみます☆
5cm×5cm×3cm位の小さなトランスですが
しっかりした作りで、重さは1個350gほどあります☆
型番は、タムラの「TF-3W」☆
何用のトランスなのか判りませんが、とにかく作ってしまいましょう☆
(ヤフオクから入手したんですが、同じ物が20セットほど出たみたいです、他の1:1トランスでも同じように作れるかもしれません)
この600Ω:600Ωというのは、送り出しに繋ぐ機器(CDP)の出力インピーダンスを
600Ωくらいで使ってくださいという意味だそうです(元々は電話回線の送り・受けのインピーダンスが600Ωから来てる)
CDPの機種によっては、出力インピーダンスが220Ωだったり、370Ωだったり、470Ωだったりするようなので
出力インピーダンスが600Ωよりも極端に低い場合、出てくる音は高域にピークが出るので
1次側に抵抗を直列に入れて、インピーダンスを合わせるみたいです☆
CDPの出力インピーダンスが、逆に600Ωよりも高い場合は
20kHz以上の可聴帯域外でダラ下がりになるそうです
うちのTechnics SL-P1300は出力インピーダンスが600Ωなので、そのまま使います☆
上の段の右側からが、1次側の1〜5番
下の段の右側からが、2次側の6〜10番です☆
1次側から音声が入って、2次側に出て行きます☆
まずは7番と9番を繋いでおきます(でないと2次側が繋がりません★)
このトランスの2次側出力に繋がるパワーアンプPIONEER M-90の
入力インピーダンスが50kΩなので、2次側の6番と10番に繋げる抵抗で
合成抵抗を600Ωに合わせておきます☆(この抵抗の数値変更で、微妙に音が変化します☆)
理想値は608Ωの抵抗なんですが、手持ちの1/4W抵抗で620Ωがあったので
測ってみると、丁度608Ωありました☆
速攻で6番と10番にラッピングします☆
場合によっては抵抗を何も付けないで
アンプの入力インピーダンスのままで使う時もあるそうです(CDPの負荷として600Ωというのは、ちょっと辛いそうです★)
あと、CDPの出力コンデンサーの容量で低域が出なかったりするそうです
次に入力のホットを1番に、グランドを5番に
最後に出力のホットを6番に、グランドを10番に繋ぎます☆
今はテスト状態なので、100円ピンケーブルとラッピング巻きだけでやってます☆
ショートしないように、念のためにスミチューブ使ってます
完成☆
このままケースにも入れずに繋ぎます☆(無茶してます★)
音質は少しまろやかになったかな??、という感じです☆
耳に痛い音楽や、アニソンには使えますね☆
低音が豊かになって、ボーカルがふんわりして聴きやすくなった気がします☆
少し高音が詰まったような印象を受けますが、ちゃんとシンバルも鳴っているので
帯域に制限が掛かっている訳では無さそうです☆(計測はしてませんが…あくまでも印象で…)
でも、聴く人の好みで「無しの方がいい!」と言う人もいると思います
鮮烈な音が、丸まってしまうので、鮮烈な音が好きな人には、無しの方がいいと思います
1日中音楽を聴く人は、一つ持っていても良いかも…
ちゃんとしたケースに入れて、配線をハンダ付けすれば
もう少し違う印象になるかもしれませんが
今のところはそんな感じです☆
そのうちケースに入れてみようと思います☆
2005/06/03
トランスをケースに入れる為、部品を揃えて来ました☆
ケースは千石電商の地下で買った、TAKACHIのアルミ放熱ケース「HEN110 412B」☆
上下に2分割できて、非常にメンテ性が良さそうです☆
最初はケースの上にトランスを露出させる計画だったのですが
穴を空けるの面倒だし、ケースのデザインが良いので
無理せず、トランスは内蔵へと変更しました☆(その方が絶対カッコイイ☆)
抵抗はリケノームの1/2W、620Ωと6.8kΩの2種類を買ってきました☆
RCA端子はそこそこのグレードですが、この端子
買うお店によって4倍位値段が違います★
アース端子は必要なら付けるという事にします
しかし、久しぶりに秋葉原の歩行者天国を体験しましたが
中央通りはヲタクの吹き溜まりになっていました☆
あちこちでヲタク向けの女の子プロモーションをやっていて
メイドさん2人が踊っていたり、歌う女子高生ルックの女の子の歌の前で飛び跳ねるヲタがいたり
呆然と立ち尽くすチラシ配りの青いメイドさんがいたり…
とにかく異次元空間真っ只中でした☆
(別にこういう雰囲気は嫌いでは無いが、ブレーキを掛けずにベルだけで人ごみに突っ込んでくる暴走自転車だけは止めて★)
ケース内部のレイアウトはこんな感じにしてみます☆