Technics SL-P1300 のコンデンサ全交換☆

SL-P1300の基板を眺めていたら
アナログ基板のコンデンサの足元が黄色くなってるのに気が付きました★
ヤバイです★
このままでは、いつ音が出なくなってもおかしくないので
速攻でコンデンサを全て交換する事にしました☆

1個ずつ耐圧と容量・直径を確認して、今現在手に入るコンデンサと照らし合わせて発注します☆

元々付いていたELNAの「セラファイン」は、なかなか性能が良くて、定格リプル電流が高め★
 (同じ耐圧、容量で比べると、ELNAはニチコンの倍の定格リプルだったり…★、測定方法が違うのかね?)
「セラファイン」は既に生産終了品で、少量なら手に入りますが、これまた高価★
店頭には容量の種類も揃って無くて、「セラファイン」のバイポーラ・コンデンサは「別途お問い合わせください」ときた★
普通にはバイポーラ・コンデンサは流通していない様子…
「セラファイン」で全部揃えるのは無理と判断★

今普通に手に入るコンデンサで、オーディオ用のコンデンサと言えば
やっぱりニチコンMUSEでしょう☆

普通なら定番の「MUSE-FX」を使うのですが、今回は最新のFineGold「MUSE-FG」をメインに☆
バイポーラ・コンデンサを「MUSE-ES」☆、という布陣で構成していき
耐圧ちょっと高めで、「セラファイン」の定格リプル電流を超えると言う方法を使いました☆


通販と海神無線で買い揃えたコンデンサ☆
全部で81本★、信じられねぇ★
普通に秋葉原の店頭で買い揃えると、1万円いくかもしれません★


各基板の部署ごとに袋に詰め替えます☆、これ意外と重要☆


まずは簡単なスピンドルモーター基板にあるバイポーラ・コンデンサの交換☆
2個ある表面実装コンデンサは、以前に新品交換済みです☆
(写真では1個しか見えませんが、ヒートシンクの向こうに、別の表面実装コンデンサが隠れています)


サクッ☆と楽勝☆、交換後、仮り組で音を出して、ちゃんと動作するか確認しました☆
一気に全部交換しちゃうと、どこが原因なのか判らなくなりますので、交換したらチェックして、次という手順で…
面倒ですが、万が一のときは役に立ちますからね☆


次はシールド板の奥にあるアナログ電源基板☆
右の巨大なコンデンサは、良い代替品が見付かるまで、交換はおあずけ★
左側がバランス出力部☆、バランス出力部のリレーは以前に新品交換済みです☆
真ん中のコードが出ている場所から右がアナログ部の電源の様です☆
手前にあるのが、ヘッドフォンの電源部(かな?)


発注前に書いた、部品の位置表にコンデンサを載せておきます☆
コレやっとくと、混乱しなくて済みます☆


バイポーラ・コンデンサが大き過ぎました★
ま、いいか☆、付けちゃえ〜☆

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