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最近入手したSL-P1200と記念撮影☆
やっぱ並べると迫力ありますわ☆

出力リレーの交換後は、再生終了時のノイズは消え去りました☆
気持ち良く聴き終われます☆

2005/03/02


スピンドルモーター基板の表面実装コンデンサを交換します☆
動作的には、今のところ問題は無いのですが
SL-P1300製造当時の表面実装コンデンサには
電解液が漏れたりする問題が多いので
念の為に交換しておきます☆

この部分の表面実装コンデンサが駄目になると
ディスクが回転しなくなったり、高速回転で暴走したり
逆回転したりします★


表面実装コンデンサの交換前には、ディスクの回転停止時に
少し逆回転する気配があったのですが
交換後、その逆回転は完全に無くなりました☆

停止ボタンを押すと、逆回転すること無く
ピタッ!と、止まります☆

おそらく、ディスクの回転停止時の逆回転があるか無いかで
スピンドルモーター基板の
表面実装コンデンサの交換時期の予想が出来るのではないでしょうか?

表面実装コンデンサの取り外し・取りつけは
かなり困難な作業になります★
普通のリード線タイプのコンデンサは
スペースが狭い為に使えません★

特に、表面実装コンデンサの取り外し時は、非常に困難ですので
無茶をして基盤のパターンを剥がしたりしないように注意が必要です!!
金属板の上に基板が形成されている為、ハンダコテの熱が基板に吸われてしまって
なかなか劣化した古いハンダが溶けてはくれず
そう簡単には外れてくれません!!


他の部品や、ケーブルをハンダコテで損傷する事が無い様に
細心の注意を払って、交換してください☆
 (ケーブルなどはテープで安全な裏側に貼り付けておくのが良いです)

おそらく、この部分の部品はメーカーにも在庫は無いでしょうし
基板丸ごとの交換になるんじゃないかと思いますので
表面実装コンデンサの交換だけというのは
メーカー修理では受け付けてもらえないと思います★

あとは、スピンドルシャフトの底と、受け部分を清掃して
新しいセラミックグリスを僅かに塗布して、ピックアップユニットに組み立てておきます☆

ついでに、蓋の開閉感知用の三端子スイッチの端子の下に有る
発泡ゴムのクッションを交換しておきます☆
かなり劣化して、クッションの役目をしなくなっていました★

1mm厚の発泡ゴムの両面テープを3枚重ねて
一番上にビニールテープを貼って絶縁して、必要な大きさにカットして
古い発泡ゴムのクッションと交換します☆
古いクッションの取り外しにはピンセットが必要です

組み立て終了☆

これで、また数年は安心して使えると思います☆
特殊な部品はほとんど使われていないので
ピックアップレーザーが駄目にならない限り、まだまだ使えそうです☆

2005/04/30

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