SL-P1200Pは持っていたのですが、パワーアンプ直結が出来なかったので
手放してしまってました★
そこで、某オークションで見た目が綺麗なSL-P1200が出品中だったので
落札して手に入れました☆
動作的には、ディスクを入れても一瞬回転する気配はするんですが
回転せずに停止してしまうというものです★
エンファシスのランプが光るので、何らかのエラー表示してるみたいですね★
とにかく分解です☆
内部は少し弄られているみたいですが、そんなに酷くはありません
ピックアップを取り出して、何かしようとした形跡が見られます
ピックアップが載ってるローディングベースの取りつけネジが半分外れていました★
見覚えの有るアナログ基板が頼もしいです☆
下のメイン基板に有る可変抵抗が弄られてなきゃいいんですけど…★
ピックアップを取り出しました☆
定番の3端子は、少し斜めに変な方向へ3本とも曲がってました★
接触面積が取れなかったと思います
慎重に水平へ曲げ直して、接点グリスで磨き上げると同時に
僅かに接触圧力が高くなるように工夫しておきました☆
SL-P1300では、この端子は立体成型されていて
リーフスイッチに接触した時に、圧力が掛かるようになっていますが
SL-P1200では、単なる板です★
スピンドルモーター基板のヒートシンク周辺が錆びてますけど
これといって問題無いみたいです…
起動時にCDが回転しないのはここのコンデンサが原因かな？
どうなんだろ？
ピックアップレンズを、ゴムカバーを慎重に外して綺麗に清掃しておきました☆
（どちらかというと、ゴムカバーを戻す作業の方が遥かに難しいです★）
ピックアップの位置検出用の基板と端子を清掃しました☆
ピックアップレールの固着したグリスを取り去って、新しいセラミックグリスを適量塗布☆
ピックアップのレール接触部もIPAで清掃して、セラミックグリスを微量塗布☆
スピンドルのターンテーブル中心に有る、メッキされたディスクのセンター出しの部品が固着していたので
微量のオイルを中心部へ流し込んで、固着を解きました☆
この部分、意外と盲点です★
今まで修理した全てのSL-P1200シリーズとSL-P1300シリーズで
固着が発生してました★
スピンドルの軸受けに新しいグリスを適量塗布☆
今回初めて気が付いたのですが、SL-P1200のピックアップと
SL-P1300のピックアップは別物ですね☆
ピックアップレールの入る部分の形が違います
SL-P1300だと、真鍮のガイドパイプが入ってるんですが
SL-P1200のピックアップには入っていません★
（ピックアップはバージョンアップされていて、何種類かあるみたいです☆Decomoさん感謝☆）