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部品込みで50gですので
ターンテーブル単体だと40gというところでしょう☆
40gのターンテーブルが回転すると、どのくらいの慣性力が働くのか判りませんが
CDの重さが18gですから、合わせて約3倍の重量のモノが回転する訳です☆


ピックアップユニットの重さは265gでした☆
このピックアップユニットは、フロートシャーシにゴムブッシュを介して
浮いた状態で保持されますので、再生時には下の写真の様になります


実際の再生時には、この様になっているので
40gのターンテーブルには、265gのピックアップユニットの重量が掛かって
CDをターンテーブルに押し付けて、固定して回転しています☆
このメカ全体を、ターンテーブルの下のスプリングが浮かせていると言うわけです☆
なかなか凄い作りです☆

ほとんど手を入れられそうな場所はやりつくしたので
最後にターンテーブル裏の、シャフトを保持している先端部分のグリスアップを施しました☆
(分解すると、組み立てるのが難しそうなので、分解せずにグリスアップです☆)
この部分のグリスも劣化していて、ターンテーブルを指で回すと
そこそこ回るんですが、長続きしない雰囲気…
そこで紙を細長く切って、シャフト先端の隙間に挿し込んで
古いグリスを拭き取った後、新しいセラミックグリスを同じ方法で塗布しました☆
ほんの僅かな量だったのですが、効果は十分で
指で回転させると、回転の持続時間が軽く倍に伸びました☆
やっぱりグリスは新しいのが一番ですね☆

これで思いつく場所の修理は全て終わったので
あと数年は安心して使えると思います☆

2004/11/28

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