という訳で、トレイ下のネジと部品2つを外して
ターンテーブルを取り出してみました☆
30度ほどターンテーブルの裏の部品を回転させると外せます☆
ターンテーブルの下には、リング状のこんな部品が…
回転する事で何かしているみたいです☆
このリング状の部品、良く見てみると、3箇所で固定されているはずなんですが
1箇所外れてしまっていて、斜めになっていたようです★
私が分解しようとして、出来なかった時から斜めだったので
元の持ち主が頑張って何かしようとして、結局外しただけで終わってしまったようですね★
とにかくグリスがもう劣化して水飴のようで、全然駄目になっているので
全て拭き取らないと駄目です★
グリスを綺麗に拭き取りました☆
新しいセラミックグリスを塗って、リング状の部品を取りつけて
スプリングを固定します☆
非常に軽い動作で動くようになりました☆
最初はかなり重かったです★
ターンテーブルの組み付け時は、センタースプリングを載せて
本体を逆さまにして取り付けます☆
ターンテーブル裏の部品にはゴムブッシュが2箇所入っています
ターンテーブル裏の部品には方向があるので
突起が多い方が左に来るようにして嵌め込みます
取りつける時、ターンテーブルを上に持ち上げながら
トレイ裏の左上のレバーを引きつつ
ドライバーの先か何かで、ターンテーブル裏の部品を少し回転させ
ゴムブッシュをトレイの穴に合わせるようにします☆
この時、ターンテーブルはトレイに押しつけながら
固定部品をトレイの穴に挿し込んで、ネジで固定します
固定が終わるまでターンテーブルはトレイに押し付けておきます
左上のレバーがフリーの場合は、ターンテーブルのサスペンションが固定されて
ターンテーブルは全く沈みません☆
レバーを写真の様に引くと、ターンテーブルがフリーになって
サスペンションのおかげで軽く上下に動くようになります☆
つまり、CD入れ替えの時は、ターンテーブルは固定されているけど
トレイが入って、再生が始まる時には
ターンテーブルはサスペンションで浮いていると言う仕組みです☆
非常に凝った細工です☆
思った通り、作動時の異常音は完全に無くなり☆
音飛びも無くなりました☆
ターンテーブル下のサスペンションが生きていると
こんなに動作に違いが出るんですね〜☆
たぶん、この「PD-T04S」は、これで修理が完全に終了したと思います☆
やっぱり修理完了したと思っても、数日使い続けてないと
不具合って判りませんよね☆
2004/11/25
そこはかとなくターンテーブルの重さを計ってみました☆