このトレイを動かすリールのベルトを交換したい訳ですが…
大きい方のベルトを交換するには、このプレートごと外さねばならないようです★
トレイを完全に外しました
ネジを外してもプレートが抜けない〜っ!!
こいつは困りました★、抜けそうなんですが、左下の四角い部分から伸びている足が
下のプラフレームから抜けません!
一旦は諦めましたが、再度挑戦☆
プラフレームの上の2つのネジを緩めて、少しプラフレームをマイナスドライバーで浮かせて
取り外せました☆
小さいゴムベルトを外してから、真ん中のネジを外すと、大きいゴムベルトが交換できます☆
やはり少し劣化が始まっていて、これから酷使されていく事を考えると
今交換しておいて正解だと思います☆
交換後、組み立ててから小さい方の新しいゴムベルトを取り付けます
これでPD-2000LTDの可動部分の消耗品交換は終わりです☆
そうそう熱を持つような機械でもないので、よっぽどの事が無い限り
5年以上は使えると思います☆
プレイヤーの置き方を変えてみました☆
アンプのほうを上にしました☆
AVアンプの重さは10.5Kg
CDプレイヤーの重さは9.0Kg、まぁ大丈夫でしょう☆
アンプの放熱を妨げない様にしました
しかし、この組み合わせは意外な事に、私好みの良い音がします☆
ピュア・オーディオアンプのサンスイ「AU-D607X DECADE」を手に入れて聴き比べをしてみましたが
こっちの組み合わせの方が暖かい音がします☆
(しかしD607XDのエージング後に逆転★、常用アンプはD607XDになってしまった☆)
現在のメインアンプはSONY TA-F333ESLへ変更になりました☆
このCDプレイヤーを手に入れたおかげで、スピーカーとアンプがどんどん入れ替わっています
いつもいつもお世話になっている「オーディオ懐古禄」の掲示板で
PD-2000LTDの「ピックアップレンズがよく脱落する」という情報を頂きましたので
自分のPD-2000LTDを開いてみました☆(古人様・ちゃちゃII世様、ありがとうございます☆)
今の所、この機体は大丈夫の様です☆
ピックアップレンズの端に僅かに直線になった個所がありますが
私のPD-2000LTD場合は、上の写真の赤線の部分でした (どの機体も同じとは限りませんが…)
接着方法はどうやらゴム系の接着剤で
左11時から7時位まで
右1時半・4時半に1箇所ずつ接着されていました(オレンジ色の部分)
そのうち、この機体のピックアップレンズも脱落すると思われますが
その時の為に、ここに記録しておきます☆
2002/10/30
元P社の設計開発をしていらっしゃった方からメールを頂きました☆
ありがとうございます☆
で、上記のピックアップレンズ脱落の件ですが
「一度はずれるとピックの光軸の調整が必要でそれはミクロン単位ですので、基本的には修理不可能です。
ディスクはかかることはかかりますが、アクチュエータが正常動作しないと思いますので、
音飛びや、アクセス不良が発生すると思います。基本的には全体の交換対応しか有りません。
ターンテーブル系は同じピックを使用していましたので、しばらくは有ると思います。」
との情報を頂きました☆
やはりピックアップ交換が一番の様です☆
ターンテーブルの機種でも同じピックアップだという事ですので、在庫はまだ安心ですね☆
「後、ピックのレンズの横に境に付いているのと同じ妨震シールを小さくしてはると効果的です。」
なるほど…防振シールですか…☆、今度試してみますね〜☆
情報ありがとうございました☆
末永く愛用させて頂きます☆
2002/11/02
また元P社の設計開発をしていらっしゃった方からメールを頂きました☆
ありがとうございます☆
過去の2002/03/30の記事にも修正を入れておきましたが、ここにも載せておきます☆
「後もう一点注意ですが、ピックに付いている棒のようなガイドレールは絶対に油等をつけてはいけません。
生産時は全て超音波洗浄を施して出していました。
多くのHPで油やグリスを塗るという内容がありますが、少なくともP社の場合、
そこに物が付着すると経年後ゴミ等の付着が誘発され動作不良に陥るのでそのようにした次第です。
正解は、無水アルコールでめがね等の超音波洗浄機で洗うです。」
という事なので、すぐにオイルを拭き取りましょう!!(もう遅いか?)
分解してメガネ屋さんへ行って超音波洗浄してもらう?
昔あったCDを超音波洗浄するアクセサリーが手元にあれば出来そうなんですが、実家に置いて来てしまいました★
とりあえず、綿棒にアルコールを軽く浸したので拭き取っておきました☆
年末に帰省した時に実家から超音波洗浄機を持って来ようと思います
2002/11/03
ピックアップレンズの横に、ブチルゴムに絶縁テープを付けたものを貼ってみました☆
絶縁テープは表面がマット処理に近い感じだったので使いました
なんせ光学部品の近くなので、マット処理の方が良いと思ったものですから
部屋の中にはコレしかなくて…
ディスクとの距離は2mm位しかないですから
あんまり厚い物は使えません、1mはブチルゴムで使いますし、1mmは開けておきたいとしたら
表面がマット処理されている絶縁テープしかなかったです★
この部分が振動して何か悪さをするという事なんでしょうか?
今のところ音色に激しい違いなんかは感じられないんですが、どうかな??
(同時にやったCD-α717D LTDではもっと音がハッキリクッキリとしました☆)
少しダイナミックレンジが広がって、歪感が減った気がします☆
マッタリ感がかなり減ってしまったので、私がPD-2000LTDに求めている音色とはちょっと違う気がします★
結局1日聴いた後、ブチルゴムは外してしまいました★ (取る時にはかなり注意が必要です!)
PD-2000LTDの特徴である「豊かな響き感」が無くなってしまい
同じ処理をしたサンスイの「CD-α717D LTD」の音色と比べて特徴が無くなってしまって、負けてしまったからです★
私のPD-2000LTDはダンプせずに「響き感」を重視して使うことにします☆
それぞれの機器で最初に感じた特徴を伸ばす方向で聴いていきたいです☆
みんな同じ音になってしまうと意味無いですからね、チューンするというのは難しいですな〜★
(この場合はチューンの入り口でコケてますが…元々PD-2000LTDは最初からフルチューンされているような機器だし☆)
2002/11/07
前回のピックアップの防振はやり過ぎだったそうです★
(また元P社の方に教えて頂きました☆、ありがとうございます☆)
レンズ位の大きさの絶縁テープで十分だと言う事です☆
前回のブチルゴムは失敗でした★
今日はちょっと理由があって出来ませんでしたが、明日にでもチャレンジしてみます☆
しかしピックアップの防振でこんなに音色が変化するとは思いませんでしたね〜
ソニーが光学系固定方式メカにしたのも、やっと頷けました☆
今までなんで重くて振動するスピンドルモーターを動かすのか理解できませんでしたが
自分でピックアップを防振してみると判ります☆
きっとスピンドルモーターの振動よりも、ピックアップの振動の方が音に大きく影響を与えるみたいですね☆
(でも肝心のSONYの光学系固定方式メカのピックアップには防振されていないぞ〜★、何故だ〜っ!?)
2002/11/10
ピックアップレンズのアクチュエーターというのは結構大変な機械らしくて
幅0.5ミクロンのピットを探して垂直方向にに500倍!、直径方向に2800倍!!以上もの規模を探して動くそうです★
こんなに大きく動くんですから、振動を無くしてやる事で音色が変化するのももっともです☆
でも何故変化するのかは判りません★
ピックアップの設計はとても大変だそうで、IBMのWEBのキャッシュをGoogleで拾ってきました☆
光ディスクのピックアップは、3つのアクチュエーターによって駆動される。 ディスクの直径方向への「シーク」と、ディスクのうねりに対して垂直方向への「フォーカシング」 さらには、直径方向への「トラッキング」に追随する必要があるからだ。 それぞれのアクチュエーターはバネとボイス・コイルで構成されており、 バネは振動系、ボイス・コイルは磁気系の解析を必要とする。 さらにピックアップ自体は光学的な解析が必要だ。 このため光ディスクのピックアップ設計だけで、3種類の物理現象を解析しなければならないのである。 最近ではピックアップ自体の小型化が進んだため、半導体レーザーの熱解析までやらなくてはならないという。 |
この記事が書かれたのが1998年だから
PD-2000LTDのピックアップはまだここまで解析されて作られてないと思われます★
でも、防振する事でなんらかの結果に導かれる事はあるでしょう☆
まぁ、気長にやっていきます☆
2002/11/11
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