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反対側の基板もMUSE-FGへ交換☆


交換したコンデンサ類、左の物が電解液を噴いた形跡のあるもの
中央はゴム栓が膨れ上がったり、スリーブが熱で縮んだもの
右はこれといって変化が見付からなかったもの

今の所、電源は入ってヒートシンクは熱くなりますが
プロテクトは外れません★
どこが悪いんじゃぁ〜!!?★

2006/01/08


とりあえず、回路図を某オークションで手に入れて
プロテクト回路を、回路図と睨めっこ☆

数箇所、回路図と違う場所がありましたが
どうも、M-22は基盤のリビジョンが数種類あるみたいで
変更されている箇所があるみたいですね★
とりあえず、6V 470uFだったコンデンサの部分に、回路図にある1000uFを入れておきました☆
 (これといって意味は無いんですが…★)


左下のサイリスターという部品を交換してみましたが(写真は付け替える前)
症状に変わりはありませんでした★


チューブラー・タイプのコンデンサも、海神無線で購入した、ニチコンの新品に交換☆
大きさ優先で、耐圧を100Vにアップして、同じ容量のものを取り付けました☆
大きな1000uFの物は、振動防止の為にホットメルトで2個とも基板に固定しておきます☆
 (コンデンサ同士が接触しないように)

この古いコンデンサを取り外す時は、接着剤で基板に接着されているので
リード線を先にカットしておいて(再使用不可能になりますが)
コンデンサの下にマイナスドライバーを入れて、少しづつ回転させながらコンデンサを浮かして
少し隙間が空いたら、慎重にカッターで接着剤に切れ目を入れていく…というのを何度か繰り返せば、外れます☆
間違っても、無理をして基板を真っ二つに割らないように注意してください★、ここは時間を掛けてゆっくりと!

コンデンサの足を曲げる時は、細いラジオペンチで根元を固定して、数ミリ余裕を持って曲げます☆
足の根元から曲げると、ストレスが掛かったり、内部が微妙に変形して、寿命が縮むそうです★


基板の感じがガラリと変わりますね〜☆
左上のフィルム・コンデンサといい、こんなにお金掛けてどうすんだよ!?
といった感じです☆
まだ修理出来るという確証は全く無いというのにねぇ…★

そういえば、中央近くにある3本のコンデンサのうち一番下の1本が
間違って取り付けられていました★、交換跡は無かったので、製造当時から間違っていたんでしょうね★
63V 47uFの所に、35V 100uFが入ってました★、最初見た時から変だと思ってたんですよ〜
左右で違うなんて事無いでしょうからね★、ここは最高でも36Vの場所だったので大丈夫だったんでしょうね


忘れてましたが、基板の裏には、金メッキされた単線が這わせてある箇所もあります☆
前の改造をした人が、処理したんでしょうね☆


さて、どうしても外れないプロテクトですが
一番怪しいのは、この「2SC869」というトランジスタ★
足の腐食が最も激しく、他の部分にも使われているのですが
黒くなってるだけでは無く、錆でかなりヤバイ状況になってますので
この「2SC869」を全て交換します☆


「2SC869」は、もう入手不可能ですので、互換品の「2SC1573」へ付け替えます☆
 (この「2SC1573」も入手が難しい★、「2SC869」の互換品はコレしかないので、「2SC1573」が見付からない場合は修理不能ですかね★)
足の取り付け向きが逆になるので、ここんとこ注意!!
この写真は反対側から撮影しています!!

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