一旦、この様にコンデンサをホットメルトで取り付けておいてから
足をハンダ付けします☆、これなら簡単☆
こちらもMUSEオーディオ用の10μF 50Vを入れてみました☆
基板を取り外す事無く、コンデンサの交換が完了しました☆
色ノイズが無くなったような気がしますが…どうかな??
これでHV-S75の映像関係の基板修理は完了です☆
S-VHSテープも完全に再生出来ます☆
謎のIC基板は色信号に関係する基板でしょうか??
次は早送り時に騒音が発生するギヤアイドラーユニットの交換です
内部を開いた時にギヤアイドラーのシャフトの付け根にクラックが入っていたのを確認しています☆
リールベルトも新品に交換です☆
ギヤアイドラーユニット490円、リールベルト140円と安いですからね☆
三菱機はカセットハウジングユニットを嵌め込む時に
とても難しかったのですが、簡単に嵌め込める方法を発見しました☆
ユニットの向かって右端の本体と噛み合うギアのシャフトを
このようにドライバーを挿しこんで、カセット出口に向かって押すとギヤが入ります☆
その後ユニット右側の黒いプラ部分を、カセット出口に向かってさらに押しこむと、もう一段入ります
これで完了☆、今までよりも簡単に入ります☆(このS75だけなのかも知れませんが…)
次に、早送り・巻き戻し時に異音が発生していたので
クラックが発生していたギヤアイドラーユニットを交換したのですが、異音は解消しませんでした★
となると、供給リール・巻き取りリールか、それを動かしているギヤが異音の発生源となります
一旦カセットハウジングユニット、両リールのメインブレーキを外して
手で両方のリールを回した所、供給リールの方で異音が発生している事が判りました
次に供給リールが原因なのか、その下のギヤが原因なのかを確かめねばなりません
供給リール周辺の部品を外して、供給リールを取り外します
(言葉で書くとこれだけですが、外す部品数が何個かあります)
下のギヤのみ回した所、異音が発生しました★
供給リールを回しているギヤが原因です!
で、供給リール下のギヤを外してみました☆
このギヤを外すには、メインブレーキのスプリングを固定しているプラ部品を本体から外さねばならないので
カセットハウジングを外さねばなりません、メカ裏側のプレートも外したりずらしたりしないと駄目です
で、外したところがコレ☆
見たところどこも損傷したりしていません★
ギヤの裏側にはクラッチ機構が入っています
巻き戻し時にテープエンドまで巻き戻しても、テープが切れない様にクラッチが滑るはずです
分解はちょっと無理そうです★
なんでこのギヤで騒音が発生するのか判らないのですが
仕方ないので取りつけ部分のシャフトを少しグリスアップしておきます
これでもまだ発生する様なら、この部品は交換しないと駄目ですね
結果、このギヤのシャフトのグリスアップで、騒音は無くなりました☆
まだ少しキュルキュル言ってますが、全然気にならないくらいです☆
グリスアップによって、振動の周波数が少し変わって、共振が無くなったのでしょうか??
とにかく、このS75はほとんどの部分のグリスアップが終了☆
出来れば消耗品キットでブレーキ関係も交換しておきたいです☆
録画画像に何かノイズが入りだしたので、ヘッドドラムの基板にある
表面実装コンデンサを交換します☆
まず、ヘッドの取り出し☆
基板裏に表面実装コンデンサが1個あります
50V 3.3μFです、見た目はなんとも無い様ですが…