SONY DTC-77ES

SONY DTC-77ESです☆
ハードオフにて未チェック品JUNKで確保☆、何気なく見上げると、そこに有りました☆

民生用では既に無くなったも同然のDATデッキです☆
実は私、DATを持っていました☆(その頃、MDはまだ無かった)
CDを超える音質をもつDATの登場時期にはワクワクしたものです☆(遠い目…)
コンパクトタイプの録再DATと、DATウォークマンを持っていましたが
今は実家に置いてあります☆、据え置き型のDATデッキは初めてです☆
ちなみに、あのエヴァンゲリオンではシンジ君がS-DATなるモノを使っていた気がします
 (あれは固定ヘッドのS-DATじゃなくて、VHSに対するS-VHSと同じ意味のDATのスーパー版という意味のS-DATだと思います)

最近の機種では省略されている「SKIP ID」も「END ID」も打てます☆
8倍オーバーサンプリング・1bitD/Aコンバーター搭載☆
4ヘッド・4DDモーター採用で動きも速く、録音同時再生も可能です☆

状態は、ほぼ完動美品ですが、たまに音声がノイズまみれになってしまう★というもの
180分テープだと、かなりノイズが出てしまい、実用に耐えられません★
テープを一度出して、入れなおすと直るのですが…
ネット上の評判はあんまり良くありませんが、私的には太い良い音だと思います

実はこのデッキの光端子入力に、カバーの破損したらしきモノが残っていて
そのおかげで光端子ケーブルが入りませんでした★(簡単に取れましたが☆)
前のオーナーは光入力が出来無かったのでは?と思っています

ヘッドフォン端子からの音が、ちょっとノイズの乗る音で、これが悪評の多い原因でしょうか??
かなり潰れた音で、アンプに繋いだ場合の音とは全く別の非常に悪い音になってしまいます★
 (実はこの時、既に音が割れていました★、1bitDACの音はそんなに悪くないと思うのですが…)


内部はこんな感じ☆、シャーシには銅メッキが施されています☆
トランスは2つありデジタルとアナログに別れています
各コンデンサはそこそこのグレードでした


底板を外した状態☆
基板は2重になっていて、左の基板は上下逆に付いています、メンテしやすい様にですかね?
ここにはちゃんとオーディオグレード(AVF)のコンデンサがあります☆
手をつけるとしたらここのコンデンサの交換くらいでしょうかね☆
しかし、中途半端な左右対称配置ですな★、もしかしたらこの辺が音質的に文句を言われる原因でしょうか???
私には判らんが…


ノイズの原因と思われるオートヘッドクリーナー★
ウレタンで出来ている為に、10年も経てばボロボロになってしまいます★
案の定触るだけでボロボロになってしまいました★
テープ挿入時以外は常時ヘッドに接触しているので、ウレタンのクズがヘッドドラムに付着してしまいます★
つまり、テープを出し入れする度にヘッドがヘッドクリーナーで汚されるという悪循環に…★
なんでこんなのを付けるのかなぁ??


この通り、ウレタンが変質してしまっています
弾力が無くなっているのでヘッドの形にくぼんでしまっています★
非常に小さなポリカットワッシャーで止まっているので、取り出すのも一苦労です
慎重に超小型マイナスドライバーと先の細いピンセットで取り出します(落とすと終わりです)


取り外した状態☆、オートヘッドクリーナーはもう取り付けない方が良いと思います
新品で取り付けても、また数年で同じ腐った状態になってヘッドを汚してしまいます★
とりあえず現時点で出来る事はこれだけです


テープ窓のオープン用にゴムベルトが使われていました
かなり緩んでいるので、新品交換したいです

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