オークションで格安入手した「SONY DTC-1000ES」です☆
外装の程度が物凄く良くて、とてもお買い得でした☆
故障状況はテープのローディングが上手く出来なくて、テープに傷が付いてしまいますし
CATION表示になり、すぐにテープが吐き出されます★
SCMS以前に生産された「懇談会仕様」とかいうSONY初のDATデッキです☆
ですから、このDTC-1000ESは…
CDからの44.1KHzデジタルコピーには全く対応しておりません!!
CDからの録音はアナログ録音のみです!!
薄い機体で、DTC-77ESがフロントパネルの高さ12cmに対して
DTC-1000ESはフロントパネル高さがたったの8.5cmです☆
驚くほどの薄さです☆
テープ挿入口はトレイ式です、素早く出てきます☆(ローディング自体は遅いです★、トレイだけ速い)
適当にテープを載せるだけでOKです☆、自動で固定位置に固定されます☆
新しいDTC-77ESの方がテープの出し入れは難しいです★、77ESはなんか気を使う狭っ苦しい入れ方で…
DTC-1000ESのトレイ式の方が人間には優しいです☆
ここからはテープの背中が見えます
(背ラベルが見えると言う事、リールは全く見えません、逆に77ESは背ラベルが見えない、どっちがイイかな??)
フロントパネル右側です、まだ正常に動かせませんので試していません★
入力端子はアナログIN・OUT、同軸デジタルIN・OUT☆
光入出力端子はありません、端子は全て金メッキ仕様ですがちょっと黒かったので
ネバーダルで軽く5回ほど磨くと新品同様になりました☆(それ以上磨くと金メッキが簡単に無くなってしまうので注意★)
天板を取るとこんな感じ、ついでにフロントパネルも取っています
銅メッキ処理された贅沢なシャーシです☆
電源部もトランスとヒートシンクが外部に出されて、電源コンデンサも強力です☆
この状態ではヘッドドラムすら見えません★、「これは苦戦しそうだなぁ」と思いましたが、そうでもありませんでした☆
基板には「これでもかっ!!」という位にオーディオ用の部品が使われています☆
とっても贅沢な部品です☆、基板の分離はされてはいませんが
信号経路は左右対称のデザインで、贅沢なコンデンサが並んでいます☆
アナログ入力用の調整ボリュームはアンプ並の大きさです☆
再生系のDACは4倍オーバーサンプリングで左右2個ずつ、合計4個のDAコンバーターを搭載しているそうです☆
録音系のADコンバーターは業務用のチップを使用しています☆(初代機なもんで…それしかなかったんでしょうねェ…)
綺麗に裏表とも塗装された底板を外すとこんな感じです、何も見えません★
それぞれの機能に分けて分離・印刷してあり、判り易いです☆