PIONEER M-90のコンデンサ交換☆

「MUSE-KZ」ニチコン・オーディオ用最高峰をインストール☆
MUSE-FXを入れたり、DUOREXIIを入れたりしていた
初段FETに繋がる、巨大な50V 470uFが入っていたコンデンサですが
格安でMUSEの最高峰「MUSE-KZ」が手に入ったので☆(ほぼ半額☆)
さっそく交換してみました☆

グレード的には
MUSE-FX(生産終了品・現行品FW)<MUSE-FG<MUSE-KZ
という感じです☆

残念ながらデジカメを友人に貸し出し中なので、スキャナーからの撮り込み比較写真★

「MUSE-KZ」はかなり巨大で、高さが3.55cmもあります
MUSE-FXの3倍の体積です!、デカっ!!
元々付いていたオリジナルのコンデンサはDUOREXIIと同じ大きさでした☆
基板に取り付けると、M-90の側板と「MUSE-KZ」の頭との間隔は
僅か1〜2mm!!★
ギリギリですけど、なんとか装着可能です☆

取り替え直後の「MUSE-KZ」音は…

今まで聴いた事の無い酷い音でした!!★★★

本当に酷かったです★
低音は全く出なくて、耳に痛い高音が強く出る感じで
短い周期で変調するような、全く落ち着きの無い音で
非常に不快な音で鳴ってました★

CDを3枚ほど聴き終わったあたりで、少し音が落ち着いてきて
やっと低音が出てきます☆
高音もまろやかになって、高音の痛さは完全に無くなりました☆
音の深さというか、中高音にも深みが付きました☆

「MUSE-KZ」は奥行きが深くなる音質になるみたいですね☆
ちょっと大人しい音質といいますか
真空管アンプに近い、少し暖かみのある音になると感じました☆

これから数日、電源を入れたまま音楽を鳴らし続けて
100時間ほど様子を見るつもりです☆

2005/04/01


音を鳴らし続けて、1日経ちました☆
非常にまろやかな、厚みの有る音質に変化してきています☆
ちょっと厚みが有り過ぎる気もしますが、しばらくはこのままで…

高音は上までスッキリと伸びて、中域の厚みが出て
重低音はパンチが少し減って、量感重視という感じです☆
ちょっとマッタリした感じですね☆

2005/04/02


音質は完全に落ち着いた感じです☆
高域もスッキリと伸びた感じで、詰まり感もありませんし
ちょっと一部キツく聞こえるところがある気もしますが、CDに元々入っていた音っぽいですし★
DS-505のミッド・ローがちゃんと仕事してる感じがします☆
低音も非常に厚みの有る感じで、小音量でもウッドベースがブンブン唸ります☆
ノコギリのようなゴリゴリ感はちょっと薄れた気がします★

一つだけ「こりゃ駄目だ★」という個所がありました
M-90のヘッドフォン端子でMDR-900CDを使って聴くと
非常に不快な圧迫感が付き纏います★
この改造で、ヘッドフォンでM-90を聴くのは止めた方がいいと思いました★
気持ち悪くなります★

2005/04/03


MUSE-KZを入れたM-90の基板☆

右端にある黒いのが、MUSE-KZ☆


緑色のMUSE-FXのうち、大きいのが100V 470uFなんですが
右のMUSE-KZは、50V 470uFと、耐圧は半分なのに、こんなに大きいです☆


初段複合FETの2SK129Aに、MUSE-KZは直接繋がっています☆
この部分には50V 470uFのくせに、元から巨大なコンデンサが入っていたので
音質に直接影響すると思われます


他のコンデンサと大きさ比べ☆
緑色のMUSE-FXの大きさが普通の50V 470uFの大きさです
赤紫色のDUOREXIIの横にある金色のコンデンサが
MUSE-FG(Fine Gold)☆
確保はしていたんですが、今の所、出番は無し★


MUSE-KZの大きさは本当にギリギリ★
この通り、床との隙間は1〜2mmしかありません★

2005/04/04


MUSE-FG(Fine Gold)をインストール☆
MUSE-KZを入れたM-90ですが
どうも音質が低音過剰気味で
今一歩スッキリした音質ではありませんでした★

そこで、MUSE-FGを入れてみます☆
真ん中の金色なのがMUSE-FG☆


入れてみました☆

次ページ