YAMAHA A-2000

1983年製の高級プリメインアンプ☆、「YAMAHA A-2000」です☆
ハードオフに納品される所を目撃して、店頭にJUNKで並ぶ前に手に入れました☆
お値段は秘密ですが、普通にJUNKで並んでいるアンプと同じくらいでした☆
 (諭吉さんで夏目さんがもらえます☆、安かったです☆)
普通はこんな値段では絶対に手に入らないでしょうね☆、しかしホントに重いです★

フロントパネルにはほとんど傷はありませんが、上の角とボリュームノブに少し傷があります★
全体的には美品と言えるでしょう☆
納品時にはボタンが数個脱落していましたが、外れていただけのようです、全部ありました☆
状態は各種切り替えとボリュームにガリがあるくらいで、良品と言える物です☆
消耗品の交換とメンテで大丈夫かと思います☆


サイドウッドだけでは無く、天板の一部にもウッドが使われています☆
艶があって、とっても綺麗です☆
フロントパネルも金属製で、実際に目の前にすると迫力があります☆
ボリュームノブもアルミの塊からの削り出しです☆


直線と丸だけでデザインされたフロントパネルは独特の雰囲気を持ってます☆
ちなみにサイドウッドは天板に固定されています


一見AVアンプの様に見えるので好き嫌いが判れるデザインかもしれませんが(安く見えるので普通ならこのデザインは嫌いですが…)
このA-2000は独特の存在感があって私は好きです☆(ノブが沢山並んでるアンプもモチロン好きです☆)


フロントパネル内部はこんな感じです☆
「DAD」入力ボタンがあります、たぶんDAD(Digital Audio Disc)の事だと思います☆
つまりCDですね☆
このアンプは1982年10月にCDが発売された次の年に出されたアンプですから
1978年9月、デジタルオーディオディスクの規格統一の話し合いのために国内外29社で構成する
「DAD懇談会」というのがあったので、その名残でしょうか?

「RICHNESS」ボタンて何でしょ??

低域補正回路だそうです☆(オーディオ懐古録のWEBから情報を頂きました☆)
1オクターブ下へフラットに伸ばす事が出来るそうです
ポジション1 7.5dB/30Hz(NS−2000用)
ポジション2 7.5dB/40Hz(NS−1000M用)
ポジション3 7.5dB/50Hz(汎用)


背面端子はごく普通です☆
スピーカー端子は大型のパイプ状のタイプです☆
でかいスピーカー端子です☆
このスピーカー端子も一旦完全に外して、接点に接点グリスを塗って清掃し
ネジ部分にも薄くグリスを塗っておくと、寿命が延びると思います☆(模型用のグリスならプラ部品を壊しません)
ちなみに、この使い方はホントのこのスピーカー端子の使い方ではありません★


ホントの使い方はこの方法です☆、パイプ状の端子の中にケーブルを通します
写真のような極太のケーブルでも何でも来いです☆

基本的にスピーカーケーブルは普通の電力線が一番です☆
素材は普通の4Nなタフピッチ銅で問題無く、特殊な6Nや7Nや8Nな素材なんかいりません★
銅の純度が高くなると、高音が強く聞こえるようになり、音を太くするためには
ケーブルの導線の直径を太くするしかないそうです★、音を単純に「太く」低音を出すためには導線も「太く」です☆

とにかく普通の素材で「太く」☆、太くすればそれだけで抵抗が減ります☆
いろんなケーブルを試しましたが、「太い電力線が一番」に落ち着いています☆
趣味の世界なので、何でもアリだとは思いますが、面倒くさいし、高価なので、私は安い電力線☆

屋内配線用の硬いFケーブルは…、スピーカー端子が壊れると嫌なので、使わない方がイイと思います★
太い1本の単線よりも、普通の銅線を何十本も合わせたケーブルの方が扱いやすいし、音も素直だと思います☆


「PRE OUT」「MAIN IN」の端子があり、それぞれ単独で使えるみたいです☆
前面の「COUPLER」スイッチを「SEPARATE」にする事で
「MAIN IN」端子に繋がれた入力がA-2000から出力されます☆

「PRE OUT」端子には常時出力されているので、他のパワーアンプに繋いで
A-2000とパワーアンプで同時に鳴らす事も可能です☆


内部は巨大なトランスが2個☆、コンデンサ4個☆、ヒートシンク2個でギュウギュウです☆

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