V4キャブレターの同調調整です☆
すんません、今回写真が無いです★
(カメラ貸し出し中なもんで…)
まぁ、ここまで付いて来てくれた読者なら、問題無いよね〜☆
キャブレター下の調整用スクリューはこんな感じです☆
オークションで落札したキャブレター同調調整用の負圧メーターと
金魚用の開閉バルブを使って調整しました☆
オークションで買ったら付いてくるシリコンチューブは、柔らかすぎて
チューブを押すだけでメーターが反応する為使わないで、別のチューブを使いました☆
固めのチューブを使い、メーターと開閉バルブのチューブの繋ぎ目を
ステンワイヤーで締め付けてワイヤリングしておきます☆
チューブを押してもメーターが反応しないのを確認☆
3番シリンダーに付いている負圧取り出し用のジョイントを3個発注して入手☆
それ用のワッシャーも6個発注しておきます☆
チューブのジョイントに繋げる先の部分も
ジョイントに差し込めながら、二次空気を吸わないようにワイヤリングしておきます☆
さて、ここからが調整の本番☆
メンテナンス・スタンドで車体を真っ直ぐ立てておきます☆
シートカウル・アンダーカウル・フューエルタンクを取り外し
各シリンダーの負圧取り出し部分に、入手したジョイントを新品ワッシャーをつけて取り付けます☆
4番の取り付けに苦労すると思いますが、8mmの小型ソケットレンチを工夫して使えば問題なく取り付け可能です☆
あんまり強く締め付ける必要もありません☆、指先で締めるだけでOKです☆
ガソリンはオイル挿しに入れて、フューエルチューブにしっかり差し込んでおきます☆
(空気入れの穴を開けておきます☆、燃料補給の時は、この穴をサイドカウルを取り付けている小さな木ネジで閉じておきます☆)
各シリンダーのジョイント部分に負圧メーターのチューブを取り付けて
開閉バルブを全て閉めてあるのを確認後、エンジンをスタートさせ、しばらく暖機運転をします☆
私の場合、車体左のフレーム横の穴
から、手を突っ込んでキャブレターの調整をしましたが
手の大きい人は無理だと思います★(私の手は女の子の手よりも小さいですから…)
その時は、調整用専用ドライバーを買うか、キャブをいちいち取り外さないといけないかもしれません★
とりあえず、私の場合は厚めの軍手をして、さらにウェスで手首を保護しておけば
エンジンの温度が上がって、ラジエターファンが回りだしても調整可能でした☆
調整用スクリューをどう見付けるかですが
実はキャブレターの後ろの隙間から3個とも見えるので、意外と難しくは無いです☆
あとは負圧メーターに直接繋がっている開閉用バルブの開度を調整して
安定した負圧が見れる開度に調整し
(このバルブは一度調整したらもう触らない事!)
各シリンダー専用の開閉バルブを一つずつ開け閉めして、調整していきます☆
まずは1番と3番の負圧をチェック☆
1番・3番調整用スクリューを回して、3番の負圧を1番に合わす様に調整します☆
調整道具には、アンダーカウルの下を止めているボルトに使われているグロメットを
7mmの小型ソケットレンチに被せて使うと回しやすかったです☆
次に2番と4番の調整をします☆
4番の負圧を2番に合わす様に調整します☆
最後に前後の調整を行いますが
今回は前バンクの負圧が、後ろバンクの負圧の2倍近く有りました★
2番の負圧を1番の負圧に合わせる様に調整します☆
回しすぎるくらい回して、やっと近くなってきた位です★
数回アクセルをあおって、各シリンダーの負圧を個別にチェックします☆
これを数回繰り返します☆、まず1回ではすんなり終わりません★
前後が合うと左右がズレたり、またその逆だったり…
今回は4回ほど調整して、やっとほぼ同じ負圧に調整出来ました☆
調整が合うと、アイドリングのエンジン回転数が少し上がって
排気音が静かになります☆
吹け上がりもスムーズになって、今までのドロドロした排気音とは違う音になりました☆
なかなか良いかも〜☆
負圧取り出し部分のネジを、新品ワッシャーを使って元通り取り付けて終了です☆
根気の必要な作業ですが、火傷にさえ注意すれば問題なく完了します☆
どうしても駄目な場合は、大火傷しないうちにバイク屋さんで調整してもらってください
(V4という事で、もの凄く嫌がられるかもしれませんが…)
V4キャブレターの同調調整は以上で終わりです☆
2006/07/01
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