前ページ


1個だけ、ピストンを押し出していきます☆
ピストンはかなり汚れています★
しばらくすると、ポコンという感じで外れます☆


取り外した古いシールとピストン☆
古いシールは爪楊枝を使って取り出します☆、金属のものだとシリンダの溝を痛めちゃうからね★
一番良いのは、角を丸くヤスリで削った小さいマイナスドライバー☆、これなら使いやすい☆

シールは新品に交換☆、ピストンは綺麗に清掃します☆
錆などがあれば、軽く磨き上げます☆
ピストンには大きさが大小あるので、それぞれのシールを間違えないように入れていきます☆


あんまりモタモタしてると、どんどんフリュードが流れ出していきますので
手早く慎重に作業をしていきます☆
シールは初めてですと、なかなか入りませんが、一箇所入ればあとは簡単に入ります☆
ピストンを取り付ける時はフリュードを穴一杯に満たしておいてから、取り付けます☆


1個取り付けたら、エア抜きが必要です☆
こんなポンプでフリュードを吸い出すと、エアも同時に抜けていきます☆
普通のエア抜きでは、大量のエア抜きはちょっと無理ですので、ポンプでの吸出しが必ず必要です☆
ポンプの中身を見て判るように、大量の空気が入っています★
上のマスタータンクも空になっているでしょうから、フリュードを足してやります☆

この作業を片側4個のピストンそれぞれで繰り返します☆
1個抜いてはエア抜き、根気が必要な作業です★


4個とも交換完了☆
片側交換で約150ccほどのフリュードが流れ出しました★
綺麗にしたピストンは、指で簡単に押し戻せます☆
勢いのある霧吹きで、大量の水を使って、フリュードを洗い流して綺麗にしてやります☆

特にネジ穴に入ったり、ネジ座面に付いたフリュードは完全に取ってください☆
フリュードが残ってると、締め付けた時、上手くトルクが掛からず、ナメたような嫌な感触がします★


最後に、ブレーキパッド、スプリング、パッドピンを装着して
ブレーキレバーを握って普通のエア抜きをすると、右側キャリパーは完了です☆


取り出したキャリパーピストン・シール☆
思ったほどの劣化は無い様子ですが…
やはりピストンの汚れが動きの悪さの一番の原因なんでしょうね★


今日はこのへんで時間が来てしまったようなので
簡単なグリップの交換をします☆
こっちは左グリップ☆、上が新品☆

次ページ