SONY STR-V626

ハードオフにてAC入らずで確保☆
フロントパネルがゴージャスなAVアンプだが、全てプラスチック★
バブル時代の機種じゃ無いですからね(定価も5万円と安いし)
しかし機体は新品同様に綺麗だ☆

スクリーン前方のスピーカーの音場も再現、新デジタルシネマサウンド「シネマスタジオEX」搭載
音場処理専用の32ビットDSPを搭載
5.1chドルビーデジタル、DTSデコーダー搭載
ダイナミック5アンプシステム〔120W(EIAJ 6Ω)×5ch〕総合600Wの大出力
次世代マルチチャンネルオーディオに対応可能、5.1チャンネル外部入力端子装備

なんだそうですが、電源が入らないのでは何の役にも立ちません★(爆)


内部を開いてみた所、ヒューズは切れてないし、どこのコネクタも問題無し
コンセントを入れるとリレー音だけはしますがスイッチを押しても反応がありません★
とすると、スイッチかぁ??

フロントパネルを分解してテスターでチェックしてみたところ
大きな基板からスイッチ基板を分離させると
スイッチから伸びているパターンの導通が切れる(これが普通だよネェ?)
しかし、元通りに組み立てると、スイッチを押してないのにパターンに導通がある★

これって、スイッチが常時導通状態になって、電源が入らないのでは???
スイッチが、導通無し>有り>無し、にならないとスイッチが入ったことにならないのではないか??
スイッチ単体だと導通が切れるが、常時導通有りとなるとフロントパネル内部の大きな基板に問題が有るような気が…
基板交換しか確かめる方法がないのだが…どうするかな…

試しに抵抗を測ってみると、ボタン押しで抵抗が0.2〜9Ω前後に変化する
押さない場合は10KΩ前後だ
という事は、このスイッチはリモコンにも対応するために
抵抗の変化でON・OFFするので問題無しって事か…?


フロントパネル内の基板にコンデンサの足が浮いているのを発見!
コレの下の基板にも1箇所半分浮いたハンダを見つけた★
生産品質が悪いのか??
まさか部品を実装しておいて、ハンダを付け忘れるなんて事無いと思いますしね
この分では他の基板も心配だなぁ…

2002/02/24

どうにも原因が判らず、修理が進まないので、内部紹介☆

フロントパネル内部の基板はこの通り2重構造
上側の基板のコンデンサの足が1個完全に浮いていた、FL管も上側基板に付いています
この基板とメイン基板のハンダ取り付けの質がちょっと悪い
下側の基板はスイッチ関係を受け持っている


プレス鉄板で作られたシャーシ★、強度にかなり不安が残ります
TA−F333ESXを持っている(実家で故障中)私には泣ける状態です★
巨大なトランス・コンデンサ・ヒートシンクがアンプであることを主張していますが
振動対策は取られていません、スパーウーハーで揺すられたらどうするんでしょうか?(気にしないか?)
修理作業中に左下のヘッドフォン端子の基板を折らない様に注意です


電源部、左下にミゼットヒューズが3本ありますが、どれも大丈夫でした


デジタル部とメイン基板、左下にミゼットヒューズが3本ありますが
こちらも大丈夫でした、一体どこが悪いのか???


デジタル基板の下はこの通り、右側のシールドされた箱はFM/AMラジオのチューナー部

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