Technics SB-M5☆です☆、近所のリサイクルショップで入手☆
どこも壊れていなかったけど、良いスピーカーなので紹介☆
SB-M5
形式
3ウェイ 3スピーカーシステム(バスレフ型)
使用スピーカー
外径25cmハニカム平面ウーハ
8cmハニカム平面ミッドレンジ
2.8cmハニカム平面ツィータ
インピーダンス
6Ω
許容入力
160W(MUSIC)
80W(DIN)
出力音圧レベル
92dB/W/1m
クロスオーバー周波数
900Hz 3kHz
再生周波数帯域
33Hz〜35kHz(−16dB)
43Hz〜33kHz(−10dB)
寸法(幅*高さ*奥行き)
350×606×320(mm)
重量
16.5Kg
最初見た時はサランネットが掛かっていて(これも美品☆)
只の古いスピーカーにしか見えなかったけど、サランネットを外してみてビックリ☆
伝説の平面振動板を使ってる〜っ!!☆、しかも全てのユニットが平面振動板っ!!
あまりの珍しさに速攻で買いました☆
だってこれを逃すと2度と手に入りませんって★(珍しい上にこんな美品はもう見る事は無いと思う)
JBL風に青く塗られたバッフル面☆、もうちょっと鮮やかな青だったら良いのになぁ…
まぁ20年も経てばこんなもんかな(それとも最初からこの色だったのか??)、渋いです☆
ツイーターとミッドレンジにアッテネーターを独立して装備☆、これが凄く役に立ちます☆
ウーファーのエッジはウレタンエッジなので、そのうちにボロボロと崩れてくると思います
今のうちにどこかでスペアをキープしておかねばなりません
音質的にはかなりシッカリした音です☆
現在でも十分通用しますというか、十分です!☆(アンプはTA-F333ESL使用☆)
大きさの割には低音が豊かで、それにツイーターとミッドレンジを合わせていけば良い音が出ます☆
アッテネーターを装備しているので置き方にも神経質になる必要はありません
かなりの補正が可能です☆
楽器のような響きを持つスピーカーです、弦楽器のCDで鳴らすと真価を発揮します☆
このスピーカーは長い付き合いになると思っています☆
テクニクス SB−M5 標準価格 49,800円(1本価格・当時) 性能 理想の振動板、軸対称ハニカムディスク 通常コーン形スピーカーで発生する周波数特性の乱れ(前室効果)を解消するため 紙コーンの1,000〜1,500倍(当社比)の剛性を持つアルミハニカムを素材とする平面振動板を採用。 フラットな周波数特性と共にデジタルソースの広ダイナミックレンジにも対応する 理想の平面振動板を完成・独自の節ドライブ方式 ボイスコイルをある周波数で動かなくなってしまう振動板の節の部分に装着し 広帯域ピストンモーションを実現 25cmハニカムディスク・ウーハ採用 特殊構造リニアダンパーの採用により、小入力時から大入力時まで際だったパワーリニアリティーを獲得 磁気回路には直径145mm重量1kgの強力マグネットを採用し92dB/Wの高効率 ポリイミド系ボイスコイルボビン等の採用により高耐入力を実現 8cmハニカムディスク・ミッドレンジ採用 独自の節ドライブにより、10kHzまでの広帯域ピストンモーション再生を実現 2.8cmハニカムディスク・ツィータ採用 35kHzまでを広帯域再生 磁気回路は16,500ガウスと極限の高磁束密度 磁気ギャップ内には磁性流体を充填し、パワーリニアリティの向上と160Wの高耐入力を実現。 ツィータ、ミッドレンジに独立した連続可変レベルコントロールを装備 サーマルリレー保護回路を装備・素材を厳選した高性能ネットワーク |
2002/05/02
しばらく使った印象を☆
SB-M5のMはモニターのMだそうです☆
その通りのスピーカーで、ミキシング時にイコライザで弄られた音なんかもすぐ判ってしまいます
普通のスピーカーなら元気な音でガンガン鳴っちゃうんでしょうけど
引くときは引いて、出す時はちゃんと出すスピーカーです☆
やはり低音の響き方に魅力があります☆
20Hzの正弦波ではピクリとも鳴りませんが、50Hzでは盛大に鳴ってくれます
箱が上手く鳴ってくれるのではないでしょうか??
変な共振を出されるよりは良いので、これはこれで良いと思います☆
高域の音に関してはなんとも…、私の耳は15KHzでやっと聞こえる位ですから
20KHzとなると全く聞こえませんからね★
アッテネーターで調節しちゃいますから、好きな様に調整出来ます☆
全体的には完全に満足してます☆
音も良いし、姿形も独特で所有欲を満たしてくれます☆
テクニクスのリニアフェイズとやらの究極系が平面振動板なんだそうです
コーン型のスピーカーは作りやすいけど、外周部と中心部とでは前後に距離があるので
耳に到達する時間が変わってしまうという問題が起きます
それを突き詰めると平面振動板になってしまうけど、振動板の強度を出さないと
また前後に変形してしまうので、ハニカム構造になったそうです
しかし、今度は重量の問題が発生して、重い振動板を駆動させる為に
強力な磁石が必要になって…、次々と改良点が出てきて、開発も製造も難しいので
「コーン型の方が楽かな?」「問題無いしな」という訳かどうかは知りませんが
平面振動板は無くなってしまいました★
現在の小型スピーカーなんぞは、何をどうしても私の好みには合いませんです★
楽器の生音を知らないヒトにはアレで大丈夫なんでしょうけれどもね
スピーカーで一番大変なのは低音を出す事です☆
高音はいくらでも出せますが、低音を出す為にはそれなりの大きさを持つ振動板と
大きな箱と、重量が必要です、どれも小型のスピーカーには無いものばかりです
100Hz以下の音をどれだけ出せるかが問題ですね
ウーファーのウレタンエッジの下の方に亀裂を発見★
やはりそろそろヤバイか…★??
ユニットを取り出して各ユニットの接続端子を軽く接点グリスで磨いてみました☆
その時にウーファーのエッジを裏から見てみましたが、まだ裏には来ていない様で、大丈夫でした☆
しかし、そのうちにボロボロになるとは思うので、いつかはエッジ交換が必要でしょうね
全てのユニットは正相接続でした☆
スコーカーのエッジはちゃんとダンプ材が使われているモノで、スコーカーのエッジは大丈夫みたいです
ツィーターのエッジはゴムみたいです☆
各ユニットのコイルに繋がるコードが太くて、なかなかのモノでした☆
振動板は間違い無くアルミハニカムでした☆、裏側が全面銀色でした
スコーカーの裏にはカップが入っていて、そこにも吸音材が入っていました
コイルやコンデンサ等のネットワークはスピーカー端子部分に直接取り付けられています
現在のメインアンプ DENON PMA-1090Gとの相性が良い感じです☆
50cmの高さに置いてあるので、各アッテネーターは半分近くも絞ってますが、良い音出します☆
ツィーターが時々鳴らない事が頻発してきました★
プロテクターのポッチを押すと、ツィーターが復活するので
プロテクターの接触不良が原因みたいです
ウーハーを取り外して(赤いラインの有るケーブルが+です)
背面に有るネットワークにコネクタがあるのでそれを取り外します
天地逆にスピーカーを立てて
スピーカー端子の取りつけネジを外して
背面からネットワークを取り出します
しかし、まだ完全には取り出せません
奥に有る
プロテクター用の基板を取り出さないといけません
アッテネーターはどうやって取り外すのか、不明★
この小さな基板が今回の修理の目標です☆
ツメを左右に広げながら取り外すのですが
手探りの作業になるため、難しいです★