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あとは、断線部をカットして、新しく線を引き出します☆
被服のあるホット線はカッターで切ると、極細の導線まで切ってしまうので
爪で強くしごいて、切り出します☆(意外と簡単)
銅線には絶縁材のエナメルが塗ってあるので、紙やすりでほんのちょっと磨いて
導通を出し、予備ハンダを少し盛っておきます☆


あとは元通り取り付けるだけ☆


導通チェックをしたところ、全て良好になりました☆
ついでに全てのハンダを新しくしておきます☆
引き出し防止部分も元通りにして、組み立てます☆


約30分ほどで修理完了した「MDR-CD900」☆
また我が家の基準になる音を聴かせてくれます☆

2005/10/12


イヤーパッドの交換☆
「MDR-CD900」のイヤーパッドの交換をやってみましょう☆
ヘッドフォンのイヤーパッドは、5年ほどでボロボロに劣化して
気持ち悪くなってしまうので、定期的に交換するのが良いです☆

必要なのは「ウレタンリング」と「イヤーパッド」を二組☆
必ず左右セットで交換してください、片方だけというのは、お勧め出来ません★
イヤーパッドは、今回使った厚めの品(MDR-7506に使われているイヤーパッド)と
MDR-CD900STに使われる、薄めのイヤーパッドの2種類があります☆
裏側に薄いスポンジが入ってるのと、パッドの厚みが2倍くらいあるのが、違いです
MDR-CD900には、厚いイヤーパッドを使います☆

最近では、「MDR-CD900のイヤーパッド」で発注すると
薄いMDR-CD900ST用のイヤーパッドが届いてしまうので
「MDR-7506用のイヤーパッド」で発注した方がいいかもしれません☆


古いイヤーパッドを剥がして、ボロボロになったウレタンリングの屑を綺麗にしてから
残ったリングの薄いプラスチックシールを剥がします☆
その後、再びブロアーでウレタンの屑を飛ばします


新しいウレタンリングを貼り付けます☆
新品だと、こんなに厚みがあります☆


イヤーパッドを、全周を伸ばすように丁寧に嵌め込んでいきます☆
慣れてないと、ちょっと難しいです★

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