今回の作業で一番難しいのが、この水分を吸い取る作業です★
穴の部分に紙を挿しこむと、紙が破けてしまいますので、要注意です★
穴の部分を避けて、水分を吸い取っていきます☆
この時、あんまり隙間を広げると、振動板が裂ける可能性があるので注意です★
こうやって、カッターを2本使って隙間を少し広げて
その隙間にコピー用紙を挿しこんで、水分を吸い取ります☆
根気の要る作業です★
こんな感じで振動板に接着された絶縁フィルムに
アクリルフレームと電極が接着されています☆
一番外側に、キラキラした振動板の電極があり、そこと絶縁フィルムの間には振動板しかないので
ココが非常にモロいです★、「危険な部分」です★、決して破らない様に注意してください☆
電極と電極の間には振動板しかありません
「危険な部分」の振動板を破いてしまうと振動板に電圧が掛けられなくなります★=音が鳴りません★
振動板と絶縁フィルムが手に入れば、作る事も可能でしょうか??
下手に水分が残ってしまうと、ショートしちゃいそうですので
心配な場合は、作業が終わった後
念の為に一晩くらい扇風機で風を当てて乾燥した方が良いと思います
それでも金属板に水分が残っている場合は、もう一度コピー用紙を挿しこんで
水分を取ってください、裏の部分にはスポンジが入っているので、こっちは吸い取り不能です★
諦めましょう★、でも、私のツィーターはちゃんと鳴っています☆
洗ったツィーターを組み付けて、音を出すと
ちゃんとした高音が聞こえて来ました☆
なんとも独特な、どこから音が聞こえてくるのか判らないような音です☆
簡単な修理でこの高音が味わえるとは☆、素晴らしい〜☆
でも、このスピーカー、低音がドンドコ出て、今の私の好みの音じゃ無いです★
高音が自然で綺麗なだけに、低音がズンドコでは…★
このツィーターの良さを味わうには、やはりハンドベル系の楽器が一番良いでしょう☆
「シャイニング ハンドベル」等のCDが、このツィーターには良く似合う☆
2003/10/19
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