「M-22」に使っていた、オーディオテクニカのラインケーブル
「AT6A56/1.5m」の音色が好みに合いませんでしたので
自作する事にしました☆
なんか音が変だと思っていたら、ケーブルが原因でした★
「M-22」に合わない様子です★
毎度の事ですが、使うのはキャブタイヤケーブルです☆
ラインケーブルだと、普通は同軸シールドケーブルを使うのですが
出力が2VもあるCDプレイヤー専用なので、シールド無しでも大丈夫でしょう☆
しかも、左右chを抱き合わせてある4芯のVCTです(おいおい)
シースを抜いて、中の導線を対角線状で分けて、ツイストしておきます☆
ただ単に余ってるケーブルが、昔スピーカーケーブルに使ってた
2mmスクエアの4芯VCTしか余ってなかったという事ではありません☆
いや、余ってたのは本当ですが…店も閉まっていた時間帯ですし…材料も揃っていて…いや決してその…
明日になるのを、我慢できずに作った訳じゃぁ…★(汗)
熱収縮チューブを付けていきます☆
100円ライターでやる時は、炎を最大にして
炎の先端を避けて、炎の下半分に当てれば、上手く収縮します☆
炎の先端部は温度が高過ぎて、収縮する前に焦げちゃいます★
軽く前後左右に揺らしながら広範囲に当てるのが、綺麗に仕上げるコツです☆
一部分を長く当て過ぎるとコゲて燃えますので、注意★
ピンプラグをハンダ付けして出来上がり☆
簡単そうに書きますが、実はかなり苦労してます★
えぇ、プラグの後ろ半分を入れ忘れてたりとか…(笑)
一瞬気が遠くなりましたよ(笑)
こんな感じになりました☆
灰色のシースが丸見えだと、ちょっとカッコ悪いので
余り物のSFチューブも付けておきました☆
ケーブル名を入れる透明の熱収縮チューブを、出来上がってから入れるのには苦労しました★
最初から失敗しても良い様に、仕上げに使う熱収縮チューブの類は
プラグを付ける前に、倍の数をあらかじめ入れて置いた方が良いです★(笑)
普通なら2本あるラインケーブルですが
4芯のケーブルを使った事で1本で済みました☆
左右各chのクロストークが心配ですが、どうなんでしょうかねぇ??(笑)
まぁ、そんな事、最初から承知で作ってますけど☆
(とにかく変なのを作りたかったし☆)
完成☆
やっぱり、可聴領域外の事なんか考えてない電力用のVCTケーブルですので
高域に強調された感じも無く、低音も十分に分厚い音質になってくれました☆
どうやら私は、あまり高純度やGHzやMHz帯域の事を考えた、高級ケーブルの音は嫌いな様子です☆
あんまりケーブルの帯域を上に伸ばしすぎると
大きな川に風呂オケの水を流すようなもので、ケーブルに入った途端
そのケーブルの帯域全体に力を取られてしまい、勢いが無くなるんじゃないかと思ってます★
勢いが無くなると、ケーブルのクセに支配され、その音楽の良さが出なくなります★
川の幅が狭い方が…排水パイプくらいの幅なら、同じ量の水を流しても勢いがあり
音楽の方がケーブルのクセに勝つはずです☆(ホントか?)
つまり、可聴範囲の20〜20kHzの10倍、2〜200kHzの帯域だけフラットに確保しておけば十分ではないかと…
GHzやMHz単位の帯域まで伸ばすと、ハイエンド環境ならいざ知らず
一般家庭ではケーブル固有の音が出過ぎになると思います★
この辺、ケーブルの構造とかも関係して、微妙に音が変わると思います
聴こえない帯域の変化でも、可聴範囲の帯域に影響が出て、変化して聴こえると思います
私はとにかく音のブ厚さを重視しますね☆
でないと、安心してユッタリと音楽なんか聴いていられません★
高音なんか、広がり感が出て、コロコロ鈴のように鳴っていればいいんです☆
大事なのは低音ですから☆
これで安心して音楽が聴ける「M-22」専用ケーブルが揃いました☆
(でも、ちょっと音に鮮烈さが足りないかな??)
2006/02/03
せっかく作った「M-22」専用ラインケーブルですが
やっぱり同軸ケーブルでないと、ノイズが入ってきますね〜★
スピーカーのツィーターに耳を近づけると、「ジィ〜…」と、ノイズが聴こえます★
やっぱりスピーカーケーブルをラインケーブルに使うのは無理がありましたね★
同軸ケーブルに交換です☆
使うケーブルは「SONY LC-OFC CLASS1 HI-FI CONNECTING CORD」☆
我が家のリファレンスケーブルです☆
なんせ、導線の太さが普通の同軸ケーブルの倍はあります☆
外側のシールドも、内側の導線も、しっかり防振されているという品物です☆
昔のSONYは良い品を出していたんですよ〜☆
以前作った「SONY LC-OFC CLASS1 HI-FI CONNECTING CORD」を使ったケーブルにそのまま交換しました☆
音のキレも、低音の唸りも、満足する一品です☆
しかし、今では入手不可能★
もっと買っておけば良かった…★
しかし、このケーブルのおかげで、音質に対する不満は完全に無くなりました☆
2006/02/06
アンテナ専用の同軸ケーブルでラインケーブルを作ってみます☆