オドメーターが1万5000キロになりましたので
フロントフォークのオイル交換とステムベアリングのグリスアップをします☆
1万キロ走行したフロントフォークと、1年1ヶ月ぶりのステムベアリングのグリスアップです☆
この状態にするまでに既に1時間以上掛かっています★
フロントフォークを抜きました☆
いつも思うのですが、バイクが倒れそうになったら逃げましょう★
倒れないように保持してますが、万が一という時もありますからね〜、怪我だけは避けましょう☆
フロントフォークをお馴染みの専用工具『ひとりでできた〜君』で
スプリングを縮めて分解します☆
この工具があれば本当に楽です☆、これが無かったらこのメンテは自分ではしません★
こんな感じでエイヤッ!とやるだけで…
この通り☆、楽で仕方がありません☆
中のフォークオイルを排出すると真っ黒でした★、さすがは1万キロ走行後★
(5000キロ時に1度オイル交換済みです)
5000キロの時よりも濃い黒ですね〜★
アップにすると、こう★
2本目のフォークもオイルを排出します☆
2本目は少し薄めの黒でした☆、右フォークだけ仕事してたのか!?
フォークオイルが落ち切るまで時間が掛かるので、ステムベアリングをグリスアップします☆
分解して引き抜くとこんな感じ☆、まだ全然大丈夫でした☆
ここのメンテは2万キロ走行ごとでいいかも…
ベアリングやレースも問題なし☆
傷もなく、綺麗なものです☆
レースに線が見えますが、隣のベアリングにストロボが反射してるだけで、無傷です☆
フレームのレースも全然問題無し☆
アッパーレースも問題なし☆
新しいグリスで隙間無く埋めておきます☆
ベアリングの隙間と表面にもタップリと塗り付けます☆、遠慮は無用です☆
一旦強く締め付けた後に緩めて、指で締め付けるだけにしてから
ゴムワッシャーと上のナットを、これまた指で締めるだけのトルクで取り付けます☆
どうやら、この程度で良いそうです☆
上のトップブリッジのナットは締めずにそのままにしておきます☆
そろそろフォークオイルも落ち切った頃でしょうから、新しいフォークオイルをメスシリンダーで測ります☆
今回は『YAMAHA サスペンションオイル M1』です!☆
前回は純正指定の『オーリンズ R&T43』だったのですが、M1もオイルの色が全く同じです☆
あれ?、もしかして同一品???、まさかね……???
でも一応純正でYZF-R6に使えるフォークオイルです☆(オーリンズR&T43の入手が難しいので、純正で用意したと聞きました)
適当に500cc入れて、フォークを少し伸ばして上を手で塞いで押し縮めて
空気の圧縮でフォークの各部へオイルを押し込みます☆、ブクブクと泡が出て各部へオイルが入って行きます☆
これを10回ほど繰り返して…
次はロッドプーラーをダンパーロッドに接続して、ダンパーロッド内部にもオイルを入れていきます☆
トップキャップを軽く付けて30分ほど放置して、もう一度ダンパーロッドを動かしても
手で蓋をして空気を圧縮しながらフォークを押し縮めても、泡が出てこなくなるまでやります☆
油面調整器で油面を規定の高さに合わせます☆
2本とも完成〜☆
今回交換した部品はキャップボルトのOリングだけでした☆
本当はダンパーロッドも外して洗浄したかったのですが、もっと大きなバイスが必要みたいで
ちょっと回せなかったので、それは次回のお楽しみにしておきます☆
油面調整器で吸い出したオイルは2本で150ccほど、半分だと75ccなので
規定量から推測すると、フォークのどこかにやっぱり50ccほど残ってると言う事ですかね〜?
車体にフォークとホイールを付けて、直立にしたまま数回フォークを縮めてからアクスルを締め付けます☆
各部の締め付けトルクも規定のトルクに締め付けていって、最後にステムナットを締め付けて終了です☆
カウルを全部付け終わる頃には、暗くなって来ていました★
総作業時間は7時間ほど★、疲れました★
次の交換はオドメーターが2万5000キロになる時です☆
フォークオイルはオイルパックリに吸わせて処分します★
1万キロ交換が丁度良い交換サイクルの様な気がします☆
次はダンパーロッドの洗浄したいな〜☆
2009/09/22
フォークオイルの交換後、初めて走ってみましたが
やはり新しいフォークオイルは良いですね〜☆、魔法の絨毯の様に走ります☆
路面からの細かい振動や鋭い衝撃が全く来ません☆、ハンドルからフロントフォークの剛性の高さがしっかりと感じられます☆
とっても平和な走行感触でした☆
止まってハンドルを左右に振ると、タイヤが変形してるのが感じられるほどです☆
2009/09/23