2008 YZF-R6 納車☆

2月28日
ついにお店に私のYZF-R6が入荷されました!!☆
 (お世話になってるのはYSP東大宮さん☆)

私が着いた時には鉄枠から出される時で、丁度フロントを持ち上げてる時でした☆
タイヤはブリジストンのBT-016ではなく、ダンロップのQualifierでした★、残念!


まだフロントスクリーンとバックミラーが付いていません☆


一番好きなテール周りの造型☆、宇宙船みたいで大好きです☆


フロントスクリーンとバックミラーが付きました☆


テール周りが尖がっていてカッコイイ!!☆
フェンダーレス仕様にする人が多いですけど、私はアレは好きではありません★
デザイン的に、ウィンカーやナンバープレート等の塊を美しいシートカウルから遠ざけているのに
何故わざわざその塊をシートカウルに一体化させてしまうのか理解不能なのですが
目の前にそういうR6があっても、持ち主の趣味なので私は何も言わない事にしています☆
ノーマルフェンダーを受け入れられるかどうかは、宇宙戦艦ヤマト世代かどうかも関係するかも…(第三艦橋ですよ☆)


電源オン!、この時点ではウィンカー内部の車幅灯が点灯してますが
このままでは日本の車検は通らないらしいので、内部で配線をカットします★


エンジン始動!☆、思ったよりも静かです☆


シートカウルがかなり幅広く見えますが、跨ってみると、そうでも無い感じ…
両足のつま先は確実に地面に付くので、思ったよりは良い感じです☆


こいつに乗れるのは来週末?、その時が楽しみで仕方がないですよっ!!☆


外装の箱から切り取った、記念のステッカー☆
カナダじゃなくてアメリカから来てるんですね〜☆


3月8日
ついに「YZF-R6」が納車されました!!☆

ついに走れるようになった「YZF-R6」!!☆
あれ?、ウィンカーが小さくなってます?
そうです!、ウィンカーだけEU仕様に交換してあります!!☆
08型のEU仕様ウィンカーはレンズがカッコイイデザインになっています!☆


ウィンカーはやっぱりこのサイズが正当なデザインでしょうね☆
カッコイイです!☆


乗ってみた感じでは、やはり高いところに座ってる感じがします★
前傾が強いポジションを強いられるので、こういうバイクに馴れてないと、かなり怖い思いをすると思います★
実際に走ってみると、やっぱり排気音は大きいですね★
5000回転でもかなりの迫力でした!!


今日走る事が出来たのはほんの数十キロでしたが、思ったとおりに曲げるのはちょっと力が必要で
RVFよりもずっと身体を大きく動かさないといけない感じで、よりスポーツ色が強い気がします☆
とりあえず初日の帰り道の30キロほどで、この辺までリアタイヤは使えました☆
まだまだ怖くてバンク出来ないです★
ブレーキなんかまだまだ効きませんからね!


よくもまぁこれだけ尖がったバイクをヤマハも作ってくれたものです!
バイクカバーを掛けると、あっと言う間にカバーが破けそうな勢いです★
とりあえず今日は持って帰って、駐車場所を確保して安全性を確かめて終了でした★
これからチビチビと判ってくると思います!


■2008 YZF-R6のインプレッション☆
シートが高くて足付きが悪く、両足カカト接地は全く不可能です★(つま先だけならなんとか…)
腰をズラして片足カカトだけなら問題はありません☆(身長170cm)

横風に非常に弱いので、強風の日には十分な注意が必要です★
強風の日にカカトまで付けてると微妙な調整が出来ずに立ちゴケします★
危ないと思ったら、無理せずに跨ったままサイドスタンドで支えましょう☆

シートの座面積がとても広くて自由度が高い代わりに、最初はどこに座っていいのか判りません★
腰の後ろがスースーしますが、長距離の高速ストレートではシートの一番後ろまで腰を移動する事が出来ます☆
二人乗りはほぼ不可能でしょう★、というか、やらない方がいいです、後ろの彼女のお尻が死にます★

エンジンは低回転でのトルクが全く無く、ほんの少しの坂道発進でもクラッチ操作を油断するとエンストします★
半クラッチのままアクセルで回転を上げて発進する方が簡単ですが
スリッパークラッチの為かクラッチの繋がる瞬間が掴み辛い所があります★

ノーマル状態だとエンジンブレーキが強いので、スリッパークラッチが効いてるのかどうか判りません★(公道走行でのスピードだと判らないみたいです)
スリッパークラッチの滑り具合はあまり強くないので、アテにせずに普通にブリッピングした方が良い気がします★
アテにしてクラッチを一気に繋ぐと、クラッチがスリップせずにエンジンから嫌な音がして後輪がロックします★
エンジンブレーキ時の半クラッチ領域で滑る量が増えるスリッパークラッチだと思います★
半クラッチでスリッパーを動作させてから柔らかく繋いでやると回転を合わせてくれます☆、全自動で合わせるタイプでは無い感じです
発進時のアイドリングスタートでのエンストからでも判るように、このクラッチは一度繋がり始めると急激に摩擦が増えるタイプだと思います★
素直に半クラッチで逃がすか、ブリッピングかのどちらかでシフトダウンする事をお勧めします☆

4000回転も回せば車の流れには乗れる十分なトルクが出てきますので、発進してしまえば大丈夫☆
10000回転からの高回転域は人間のコントロールが難しくなって来ますので十分な注意が必要です
自分が思ってるよりも速く加速していきます☆

排気音はそれなりに大きく、連続3時間も乗ると耳がモワモワして来ます★

純正ブレーキパッドは思ったよりも効かない感じですが、握りゴケを防ぐ為でしょうか?
初期の効きが弱くてちょっと焦りますが、尻上がりに強くなってくる感じです
コーナーリングでブレーキを引きずりながら使う使い方には合ってる仕様かと思います☆

ブレーキの効きに関係なく、前輪加重が大きい為か、油断すると簡単にリアが浮き上がります★
乗り始めの頃は何でもないブレーキで、よくジャックナイフになってました★、ハンドルで体重を支えると危険です

燃費は平均リッター17km、高速道路だとリッター20kmほどです、燃料はハイオク指定

コーナーリングの感じはとっても素直で気持ちの良い感じです☆、これといって不得意なコーナーは無いと思います☆
進入時のハードなブレーキングは注意が必要で、リアが浮いてしまうとそのまま真っ直ぐ行きやすいです★
低速での初期旋回はフロントでググッと曲がって、その後はリアからのトラクションで曲がっていく感じです☆
コーナーリング時のフロントの接地感はあるほうだと思います
スピードを上げるとほとんどハンドルに舵角は付かず、寝かせれば寝かせただけ曲がって行くようになります☆
極低速の時と、ある程度速度を上げた時とではハンドルの舵角度の付き方が大きく違うので注意です★
低速だとハンドルが大きめに切れるので、思ったよりもインに早く付き過ぎてしまったりし易いです★

加速も減速もしないパーシャル状態では、サスペンションと合ってないのかタイヤの接地感が薄くなります★
直進状態でさえ低速走行時にパーシャルにすると、フロントサスから振動が出ます★
クラッチを切ると消えるので、チェーンとエンジンの回転トルク変動が変な具合にフロントサスの振動を作り出してる感じです★
低速でノロノロ走ってる時にも、リアタイヤに何か引っ付いてる様に凸を感じる時もありますが、同じようにクラッチを切ると消えます★

タンデムシート下のスペースはほとんど無いも同然なので、小荷物は入りません★
ETC本体を入れると、工具はもう入りません★
私は最低限の工具とパンク修理キットをウェストバッグに入れています☆

水温計の温度はすぐに90度を超えたりします、気温が10度ほどだと渋滞でトロトロ走ってる時だけ冷却ファンが回りますが
気温が20度を越えると信号待ちのたびにファンが回り始め、夏だとフレームが熱くなってGパン一枚では内股が少し火傷気味になります★
冷却ファンは水温が100度を越えると回り始めます、車体の両側から熱風が吹き出します★

アクセルワイヤーは初期伸びがかなりあります
EXUPワイヤーの調整には調整モードにコマンド入力で入ってやりますので、自分で調整する時はサービスマニュアル必須です☆

全体的には足付きが悪いだけで、走り出してしまえば乗りやすい良いバイクだと思いますが
アクセルに自制心が無いとコントロール不能になって、すぐに飛んでしまうでしょうね★
オオカミの皮を被った羊が実はラスボスの魔王だったという感じです☆
気持ち良く走れる速度がかなり高いので、それを少しでも超えると危険領域です★
少し頑張るとタイヤのグリップが無くなったような感じになって、氷の上を走ってる感触が出てきたら危険な領域です★

乗りやすい為にすぐに自分の限界以上の速度まで連れて行ってくれますが、曲がってる途中に自分の限界に突き当たると
そのままR6は何もしてくれず、人間は突然放り出されてしまうので注意が必要です★
初心者にも扱えますが、本当の面白いところは経験がある人向けと言う事でしょうね☆
オーバースピードで突っ込んでリヤのグリップ無くして、カウンターのまま持ち堪えるというのが普通に何度もあります★
フロントの安定感は素晴らしいです☆
危ないと感じる一歩手前の線までで楽しみましょう☆

あと、サイドスタンドは外れやすいです★、ほんの少しの下り坂でも勝手に外れます★
冬場のオイルの硬い時に平地で始動して置いておくと、勝手に前進してサイドスタンドが外れます★
エンジンオイルが暖まるまで跨いでおくか、前輪の前に小石を鋏んでおくか、ブレーキレバーに輪ゴムをかけてブレーキを効かせておくのが良いかと…
出先での停車時は必ずギアを入れておけば、予想外のサイドスタンド外れが防げます☆

後輪がパンクすると、大量の空気を入れないといけなくなるので、パンク修理用二酸化炭素ボンベは最低でも3本必要です☆
ボンベ2本では走れることは出来ますが、時速40kmが限界です★、曲がる時にバンクが不可能です★
出来れば、米式バルブ対応の小型な自転車用空気入れを携帯しておければ安心です☆(私は超小型の空気入れを携帯してます)
3年に1回使うかどうかくらいですが、安心出来ます☆