フューエルコックの修理☆

フューエルコックが壊れているので修理します☆

外したフューエルコックはこの二つに分離出来ます☆
RVFのフューエルコックは、ONにしていても
エンジンが掛かってない場合はガソリンが流れ出ない自動式になっています☆

リザーブとONのガソリン量の切り替えは、フィルター部分の高さの違いで切り替えます☆
ONの方のフィルターは下の部分がガソリンを通さないようになっています☆
通さない分の高さがリザーブ分になります☆


左がエンジンからの負圧を受けて、自動コックを開くダイヤフラム部☆
右がフィルターと一体式のフューエルコック本体☆
本体のOFFの仕組みは簡単で、ガソリンが流れる穴自体を玉とスプリングで閉じちゃう方式です☆

分解してみると、負圧を掛けてもガソリンが出ない理由が判りました★
左のダイヤフラムが右の穴の部分に固着して、剥がれない状態になって
ガソリンが全く出ない状態になっていました★
左のダイヤフラムの真ん中、白くなってる部分が固着していた部分です★
本体の同じ部分にはゴムが剥がれて付いています★(綺麗に清掃しておきます)


このダイヤフラムに負圧を掛けると…


こんな感じで引っ込んで本体の穴を開くのですが、本体と固着していた為引っ込まずに
ダイヤフラムの裏側のゴム部分だけが引っ張られ、伸びてしまい
コックの蓋はダイヤフラムで閉じた状態のままになっていました★
裏側の部分は完全にゴムが伸び切った状態でした★(一応動きますが、この部品、新品交換決定です)


本体に詰まりが無い事をポンプで確かめておきます☆
完全にOKでした☆


とりあえず、今日はこのままでも一応は動作するので
このまま組み込んでおき、後日、新品交換することにします☆
 (新品交換しないと、伸び切ったダイヤフラムの裏側が切れて、閉じた状態のままになってしまう恐れがあります★)


負圧を掛けると、ガソリンが出て来る事を確認します☆
 (とりあえず今日はここまで★)

2006/06/21

新しいフューエルコックのダイヤフラムセットが届きました☆

やっぱ新品は良いですね〜☆


古いダイヤフラムを取り外して、内部を良く観て同じように組み立てます☆
大きなダイヤフラムの向きに気を付けるだけです☆
真ん中のポッチを入れる時は、シリコングリスを薄く塗ってやると簡単です☆


組み立て完了☆

取り付け終了☆
これで、フューエルコックは4年は安心して使えます☆

2006/06/23